モトボサツ物語 外国語の順路

【自己紹介シリーズ】フィリピンなんて野蛮そうな国に全く興味が無かった

投稿日:2020年9月3日 更新日:

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フィリピンへのプロローグ

フィリピンで13年も生活しているといえば「よほどフィリピンがお好きなんですね」と言われてしまう。

そういう時は「フィリピンが自分の事を好きで放してくれない」と説明している。

特にセブは私の事が大好きなようで、かつてマニラで沈没生活を堪能しようとしていた時にセブが私を引き戻した気がするのだ。

 

成田ーマイアミ事件のあと英語や海外とはキッパリ縁を切り二度と会うこともないだろうと思いながら平凡に生活していた。

30代中盤に9年連れ添った嫁と別れ独り身になり、あれから人生が急転し始めた。

ウツの渦からひたすら逃れるように毎朝5時に洞海湾沿いを無心に走り、夕方になると老人施設の年寄り達の肩を2時間揉むことを続けた。

お年寄りにやたらと優しい中年男性。

その正体は自分自身がそんな風に愛されたいという隠れた欲求の具現化だったのだ。

北九州へ流れついた半年後には左手の握力が80kgを軽く超えていた。

 

事務系なのにやたらとエンハンスしてしまった身体的ポテンシャルを実用化しよう。

たまたま目にしたキックボクシングジムのチラシが気になり、ジムへ入門することになった。

ジムメイトの多くは20代だったが、長年空手で馴染ませた打撃の動きには多少の自信があった。

練習試合でも20代前半の選手を蹴り倒し確かな手ごたえをつかんでいた。

周りの人からは「ボサツさん一体どこへ向かってるの?」と囁かれ、少々狂気じみた危ない中年として扱われていた気がする。

見知らぬ街で暮らす浮浪者チックなステイタス。

時々蘇る過去からのフラッシュバックと闘うアンダーミニマルな生活が北九州というハードな風景にマッチしていた。

家族は名古屋から連れて来た猫2匹のみ。

呼べばちゃんと返事をするクロネコぽっきょ君はちょっとアホでカワイイ奴。

キックの練習が終わって街中の温泉に浸かる。

脱衣所のガラスに反射する自分の姿はわずか1年前の中年メタボ野郎と同一人物とは思えない。

175㎝、62Kg、体脂肪9%。

名古屋時代の自分とは別人を生きる。

温泉を出るとネットカフェに立ち寄りフカフカ過ぎるソファーに体を沈めながらフリードリンクで極度に減った糖分を少しリカバリーさせる。

次の試合で勝つイメージを掻き立てながら格闘系の雑誌を読み耽る。

自働車レースに没頭していた頃は物を増やすことで満たされようとしていたが、物を捨てると自分自身に興味が向くということがようやく分かった。

 

元カノTがフィリピンに帰省する際に一緒に行かないかと誘われていたのだが、当初は興味どころか嫌悪感さえあった。

沖縄より南は野蛮な食人族の支配する未開の熱帯雨林地域という常識的にタブーなイメージを一括りに持っていたのだ。

しかし、ある日タイの田舎へ修行に行ったジムメイトにインスパイアされて、それまで全く興味の湧かなかったフィリピンに興味が湧いて来た。

あの頃はタイとフィリピンの区別がほぼついていなかった。

タイのキックの試合をユーチューブで観ていた時に、試合後のインタビューで聞こえてきたタイ語と元カノT達の話すタガログ語が全く同じように聞こえた。

ちょい悪ボサツ
イカウ、コレ何言ってるか分かるやろ?
モトカノT
分かるわけナイディバ?!
ちょい悪ボサツ
全く一緒に一緒に聞こえるとです

 

私がフィリピンという野蛮な国に興味を持ったのは直接のきっかけは「キックボクシングの修行の一環」とう名目だったのだ。

いきなり連れて行かれたセブ島の山奥の集落には子供達がうじゃうじゃいた。

純粋な子供の目が心につき刺さった。

元嫁により引き離された当時5歳だった娘の記憶。

ここでしばらく生活してみたいな。

そう呟いた。

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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