モトボサツ的 子育て

「公文」出身者の方が高学歴だが私があえて子供に「そろばん」をさせたい理由

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2013年~2016年 モトボサツ勝手にブログセブ島編 カテゴリー別

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【シーズン1】モトボサツ勝手にブログセブ島編|カテゴリー別記事

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公文vsそろばん

 

自分の子供にさせたい習い事の筆頭に「公文」と「そろばん」は定番。

つまり親の反省点がこの動機へと繋がっているのだ。

  • 暗算が得意だったら難関大学に行けてたかも。。。
  • ビジネスがもっとうまく行くはず。。。
  • 会社のミーティングの時とかカッコいい。。。

私も自分の反省も含め、自分の子供にはぜひ「暗算力」というサバイバルウエポンをぜひ手に入れて欲しいと願っている一人だ。

日本ならともかく、理数系のレベルが世界最下位のフィリピン。

基本的に人間は環境によって作られる生き物なので、このまま放っておけば間違いなく引き算と割り算が出来ない大人に育ってしまう可能性を大いに感じる。

「それがどうした?」という意見もチラホラ見るが、理数系のトレーニングは論理的な思考力へと直結し、人生で不可避な問題解決力に大きく左右し、左脳的思考力が乏しいと「残念」とか「悲しい」という感情的な表現のみで終わらせてしまう。

アジアの病人とか50年前の日本のままと呼ばれ、大卒の給料が何十年も3万円前後という経済現状が続いているのは算数力に起因すると言っても過言ではないだろう。

貧しいけど自己肯定力と幸福度の高い国民。

それも良いが、やはり自分の子供にはせめて人生を選択できるスキルを与えたい。

 

 

究極の選択

ところで、よく引き合いに出される「公文」vs「そろばん」という切り口だが一体どちらがいいのか?

セブに知人が経営していたそろばん塾があり、カワイイちゃんが6歳になったらぜひ入門させたいと思っていたのだが残念ながら撤退してしまった。

公文に通わせている日本人は多い。

しかし、失敗談として早くから無理やり子供を公文の世界へねじ込むと興味を抱く前に算数嫌いになり辞めてしまったという話も聞く。

日本から進出しているフランチャイズ店でソフト面が全くついて来ていない残念な店が多いフィリピン。

算数が苦手な国フィリピンの先生がちゃんと公文のシステムを使いこなせているのかとても不安だ。

うちのカワイイちゃんは現在6歳という幼児期の出口なので、まずは数字への興味と自信をつけるのが先決だ。

コロナで対面式授業が禁止となり、暫らく学費だけ取られて何もアクションが無かったのを幸いに私が元ボンクラ小学生の反省を含め自作の公文的なドリルを毎日15分程度させている。

セブの小学校の2歩先のドリルで完成させ、クラスで習う時には復習の復習という状態でオンラインでのテストは余裕で満点。

その小さな優越感こそが興味の入口となる。

 

どっちが高学歴?

あくまで私の生活範囲内での話だが、子供の頃に「そろばん」をやっていた人と「公文」をやっていた人を比較すると、圧倒的に「公文」出身者の方が高学歴

一つは母数の問題だろう。

私が小学生だった昭和50年代は既に公文式の塾が全盛を極めており、そろばんは地味で影い印象だった。

両方やっていた友人がいたが、途中から公文一本に走ったという。

そろばん塾は暗くて道場的な辛い修行という側面が強く、公文式の方が先生も含めポップな感じで楽しかったとか。

暗算が得意と聞けば歩くコンピューターのようで何となクールだが、「そろばん」が得意と聞けば何だかしんき臭い商店のオヤジという印象を持ってしまう。

 

そろばんの限界

一般人にとって計算機が無ければ桁の多い足し算や掛け算を一瞬で答えるそろばんの達人。

羨ましいの一言に尽きる。

しかし、公文のアドバンテージをアピールする常套文句として「そろばん」限界説は有名だ。

  • 「そろばん」では分数や余りの出る割り算に対応できない場面が出てくる。
  • 「そろばん」は所詮単純な計算機代わりだということ。

公文はレベルが上がると高校や大学受検の数学問題を想定した特訓となるのでダイレクトに入試へ効く。

数学は計算力よりも思考力が物を言う。

公文は計算を含めた総合的な思考のトレーニングとなる。

だから公文出身者は高学歴が多いという事へも繋がりそうな事情だ。

 

考察とまとめ

ここまで「そろばん」より「公文」のアドバンテージについて書いきたが、いつもの九回の裏どんでん返しを行いたい。

結論から言えば私は自分の子供に「そろばん」を習得させたいと思っている。

だから先日セブのダイソーで188ペソも払い高級そろばんを購入した。

私が考える「そろばん」と「公文」の決定的な違いは能力の劣化スピードだ。

公文はスポーツと同じで繰り返し同種のトレーニングを積み重ねることで右脳的瞬発力を中心に左脳的思考力と知的スタミナを身に付ける事が売りだが、その能力は歳をとると衰えてくる。

小学校から大学受験までは脳の活性化が最高潮となっているが、公文で鍛えた計算力や思考力は歳をとるとグンとパフォーマンスが落ちてしまうのだ。

一方、そろばんは頭脳計算機。

歳をとっても日常生活やビジネスで使う計算機としては十分過ぎるほど機能する。

基本に戻るが、子供を「そろばん」や「公文」に行かせたい理由はその単純な暗算の速さだろう。

 

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公文側が提唱する思考力や受検対応力はついでの副産物であり、そこは別途トレーニングすれば良い話。

余りの出る分数の限界も「約いくら」というアバウトな答えでも問題ないケースが殆どでマウント取ろうとする公文側の詭弁とさえ言える。

そういう理由で私はうちのカワイイちゃんに「そろばん」で暗算力を養成し、公文的なやり方で受検を突破する合わせ技を理想としている。

双方のイイトコ取りだ。

しかし、教育理念はあくまで子供に達成感と自信と興味を持続させること。

親として常に学び続ける理由はそこにある。

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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