フィリピン人嫁の実態 モトボサツ物語

フィリピンあるある|P嫁の「出生届が出されていない」というオチ

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2013年~2016年 モトボサツ勝手にブログセブ島編 カテゴリー別

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皆さんの苦労話はメシウマ

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【翻訳ダウンロードあり】フィリピンでの国際結婚手続きが終了|P嫁の出生証明、結婚証明の翻訳サンプルあり

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管理が苦手なフィリピンはシンプルなことを複雑にする思考をしていると言われるが、とくに手続きのプロトコル作成ではわざとやってるのかと思うほど複雑にする。

作業を複雑化することで雇用の促進を図っているという人もいるが何だかピンとこない。

アメリカ統治時代に英語をむりやり公用語にされ、その流れでアメリカのシステムを形だけ導入しているので使いこなせない。

日本だと3分で終わる作業に10日くらいかける始末。

しかも間違いだらけ。。。

役所側のレベルも酷いが、市民側もいい加減。

私がかつて日本語翻訳を請け負った友人知人のP嫁側の出生証明は出生届を出す期限をとっくに過ぎており、超過した理由が記載されている余計な書類が追加されていた。

それも当然ながら翻訳の対象となる。

理由は忙しかったとか知らなかったとか理由にならない理由が堂々と書いてある。

ブログのコメントで強烈なケースがあったのでここでご紹介させて頂きたい。

 

 

ブログのコメント

コメント欄に届いた苦労話、他人の不幸はメシウマ状態で読ませて頂いた。

 

ボブさんのケース

>こちらは帰国して戸籍謄本取ってきたのに、嫁が出生証明書をなかなか取りに行かない。

実はこの戸籍謄本だが、家族や友人に頼める人がいないと帰国して自分で取ることになってしまう。

私も迷ったが、セブで知り合った日本人の方に代理で送ってもらえた(委任状で可)。

日本側の戸籍謄本の期限は発行後3か月なので戸籍謄本が到着した後は迅速に動かないとヤヴァい。

 

>驚愕の「P嫁、出生証明無い」・・・

噂には聞いていたが出生証明が出されていないケースもあるのだ。

わざわざ日本まで戸籍謄本を取りに戻ったあげくがコレだとショックで失神しそう。

 

>フィリピン人と付き合う時は、まず出生証明の有無を確認

冗談のような話だが、これは早めに対処しておいた方が良いだろう。

 

KAZさんのケース

>ダナオ市役所で手続きをしましたが、P嫁のお姉さんの顔が効くらしく、手続きは滞り無く済みました。

 

コネが全てのフィリピンではコネを使う側もお願いされる側もそのパワー感を堪能するナルシスト気質。

逆に言えばウチのような平民はコネのある人の要件が後からどんどん割り込んできてメチャクチャ後回しにされるというメカニズム。

役所のコネはそれがビジネスにさえなるほど有効なのだ。

 

みきうのさんのケース

>タタイ出生証明書なし、ナナイ誕生日が違う(そのままで何の不便も無い) 嫁、卒業証明書の名前が違う、上の子
出生の遅延登録、下の子母親の名前が違う、(母親の名前が違ってもパスポートが取れる)
来日可能。

まさにフィリピンらしさ溢れるフルコース。

まさに荒海を乗り越えた達成感を味わったことだろう。

 

うちのケースを振り返り

うちは結婚していない事実婚を10年弱続けての結婚となった。

理由は二つあった。

一つはという無意味な制度に時間を使いたくない。

もう一つは結婚している方が面倒だったりする。

結婚している夫婦だと結婚後3か月以内に日本政府へ届けを出すという制約が課されるのだ。

海外在住者にとってネックは戸籍謄本の取り寄せ。

セブの日本領事館では戸籍謄本を取り寄せることができない。

いつでも動いてくれる実家や家族がいればよいが、うちはちょっと無理な環境。

結局は自分で帰国して取得するか友人知人を頼るしか方法がないのだ。

(市町村によっては海外郵送してくれるところもあるようだが支払いはどうする?)

未婚だったので子供の登録に3種類の手続きを行った。

  • 日本国へ子供認知の作業
  • 子供の国籍取得の作業
  • 日本のパスポート申請の作業
  • ※母親側の書類はすべて和訳を添付する必要がある。

私がフィリピンで野垂れ死んでも子供は日本国籍とパスポートがあるので日本で暮らそうと思えば自由に選択できる。

ティムは日本国籍を持つ子の母という立場で在留資格を取得することができるだろう。

 

結婚に関する書類は子供の認知でティムの出生証明書の和訳データもあり、新規で作ったものは領事館からもらった日本語で書きこむフォームのみ。

結婚が夢という女性には申し訳ないが、私の人生経験上、結婚とは時間とお金の無駄遣いするだけの自己満足的儀式だ。

この状況下でティムが日本へ行くには正式に結婚して妻という身分で在留資格を申請するしかない。

私が来月あたり日本へ戻り、入管で手続きを行い2カ月後に在留資格が降りれば予定通りという流れだ。

 

Vorter's Resitration(投票者登録)

ここで追加情報だが、うちのティムはバコロド市出身なので出生証明や独身証明など婚姻に必要な書類をバコロドで取得しなければならないイメージがあったのだが、すべてセブ島のマンダウエ市で完結している。

不思議に思ったのだが、Vorter's  Registration(投票者登録)をマンダウエ市で登録したのでティムの記録はすべてマンダウエ市に移管されているとのことだ。

日本人だと本籍移動に相当するので逆にバコロドでは書類が取れない。

これからフィリピン人と結婚する人の参考になれば幸いだ。

 

追伸

フィリピン嫁の出生証明がそもそも出されていないという驚愕のオチだが、これもフィリピンあるある。

多産国フィリピンでは子供が生まれるということに麻痺している感覚がある。

事務的な作業ことが苦手でオカニ(お金)もかかるので放置。

特に困ることもなく大人になる。

パスポートを作ったりするときに初めてそのヤヴァに気付くわけだが、そいう言う人が山のようにいる。

つまりフィリピンの人口は既に2億を超えているという私の仮説が真実味を帯びてくるケースだ。

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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