セブのビジネス最前線 フィリピンのトイレ

年収格差で換算|【1杯3000円に相当】セブ島でスタバのコーヒーを飲むフィリピン人

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2013年~2016年 モトボサツ勝手にブログセブ島編 カテゴリー別

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【シーズン1】モトボサツ勝手にブログセブ島編|カテゴリー別記事

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スタバというお高い店の存在意義

フィリピンで生活しつつ思うのが、フィリピンは安い国ではないという事だ。

現地民の「年収=物価」と勘違いし移住して来た日本人の多くはコスパの悪さに嫌気がさし逃げ出す。

つまり生活費が安いのではなく、生活の質が極めて低いだけなのだ。

たとえば日本でも公園にテント張り、食べ物も激安フライドチキンと大盛ライスとコーラのヘビーローテーションで暮らせば月額2万円以内で生活できるだろう。

フィリピンの一般庶民の生活費とは正にそんなレベルで、働いている人の昼飯代でさえ30~40ペソ程度(90円)。

そんな中、世界標準のスタバで1杯150ペソ(330円)のドリンクを飲みながらマックブックを開き優雅に作業しているフィリピン人もいる。

日本でもドトールと比べると高いカフェと認識されるスタバだが、フィリピンでのそれは銀河鉄道999の世界なのだ。

 

世界40ヵ国におけるスタバ価値の実態

フィリピンの都市部に点在するスタバだが、僅か1杯の価格がフィリピン庶民の昼飯代の3倍以上もする世界。

その価値観の差は世界的にどういう位置付けなのだろうか?

国民の平均収入や周辺物価、GDP等を絡めて調整したスタバのトールラテの価格ランキングを見てみよう。

 

リサーチ会社「Value Penguin」がアメリカを含む世界40ヵ国のスターバックスの価格を平均収入や物価を考慮し各国の価値に適正化しランキング化。

調査の対象アイテムはトールサイズのホットラテの価格(アメリカでは1杯の価格が2.75ドル)。

 

スタバ高級店扱いトップ10

  1. ロシア $12.31
  2. インドネシア $8.21
  3. ベトナム $8.18
  4. タイ $8.08
  5. インド $7.99
  6. エジプト $7.59
  7. マレーシア $7.23
  8. 中国 $7.18
  9. サウジアラビア $7.08
  10. ポーランド $6.74

 

ちなみに私の住むフィリピンは11位/40ヵ国($6.45)である。

日本は33位で3.56ドル。

なぜかロシアが飛びぬけて高いのだが、あちらのスタバにいる客はお大尽様扱いなのだろう。

世界で11番目に高いとされるフィリピンのホットラテ(トールサイズ)の価格は6.45ドルに調整されているのだが、これはアメリカ(2.75ドル)で同じものを買うのに6.45ドルの支払いに相当する経済的負荷ということである。

 

イノセント
実際は2倍どころじゃない気がするわ
モトボサツ
もし臨時収入150ペソ入ってもまずスタバには行かんやろ?

 

平均収入から換算すると1杯3000円に相当する

コロナ禍のフィリピンは在住外国人も激減し経済は大低迷。

ショッピングモール内でも店舗閉鎖が相次ぐ中、一人勝ち状態で集客が目立っていたのがスタバとジョリビーだった。

ゴーストタウンのように静まり返る飲食店街の中でも2軒だけは常にほぼ満席。

同じ予算があれば庶民はジョリビーへ直行し、余裕のある層はスタバで優雅にくつろぐ。

ジョリビーでチキンジョイセットを食べた後、スタバへ流れてくる客は基本的にいない。

分かりやすい二極化だ。

 

 

日本とフィリピンの物価は同じ

個人的な感覚だと私の住むセブ島でそこそこの生活をすると日本の地方都市で暮らすのと生活費は変わらない。

私が日本で最後に住んだ福岡市博多区の駅徒歩15分のコーポは家賃38,000円だったが、今住んでいるセブ島の家は2万ペソ(44,000円)。

セブの方が多少広いが、博多のコーポはエアコンも温水器もセットされ住居としては比較にならないレベル。

日本人にとってフィリピンもセブも都市部での生活においては生活費は同じと考えて良い。

だからスタバという店の贅沢さ加減を比較するには単純に年収ベースで比較するほうが適当だと考える。

スタバへ集うフィリピン人客をザっと見渡すと30歳未満の人が大半。

30歳未満の大卒フィリピン人の平均年収は少し多めに見積もって16万ペソ(35万円)。

日本の30歳未満の大卒平均年収は300~350万円。

つまり収入の差はざっと10倍となる。

よって1杯150ペソ(300円)のコーヒーが1杯3000円に相当する!!

 

一杯3000円のコーヒー、高いからこそ飲みたい?

 

なぜクソ高いスタバに行くのか?

客観的に見てスタバは良い店だ。

便座も紙もない地獄のようにドロドロしたトイレが標準のフィリピンのトイレだが、スタバのトイレだけは日本人が普通に使えるクオリティ。

もちろん清掃の回数もそうだが、トイレ綺麗に使う客層が利用しているという理由が大きい。

1㎜の笑顔も無料では見せてくれないダンキンドーナツのスタッフとは大きく異なり、ホスピタリティ溢れるスタバのスタッフは英語も流暢で正に選ばれし者の風格がある。

私の知人が以前スタバに対するコメントとして気の利いた事を言っていた。

「盗難アジア疲れした日本人の安息の場」

 

フィリピンでは3000円のドリンクに相当する高級品だが、スタッフやそこに集う客層を含め、店内のクオリティを考えればフェアなのかもしれない。

ただ、甘党のフィリピン人がオーダーするものは生粋のコーヒーではなく糖分の塊「フラペチーノ」。

クソ甘ければ何でも良いという人達にとって味のこだわりは無くダンキンドーナツでも良さそうだが、やはりスタバじゃないとダメな理由があるのだろう。

 

考察とまとめ

日本で毎日スタバへ行く人の予算が15000円なので、いっそその予算を溜めて自宅に洒落たカフェを造ろうと計画した人がいる。

しかし、スタバへ通う意味はそこにあるのだろうか?

スタバ商品の味や店内の雰囲気よりもそこに集ってくる客がメインのコンテンツのように感じる。

世の中どんどん便利になり、スタバのコーヒーが飲みたければわざわざ店舗へ行かなくてもフードアプリで家やオフィスまでポンと配達してくれる時代。

しかし、スタバではあまりアプリのライダーをほぼ見かけない。

店内で飲食することに醍醐味があるのだ。

フィリピンのクソ高いスタバにやってくる来る現地客を眺むれば、トイレを汚さず騒音をたてないという客層というコンテンツが出来上がっている。

人々はそのへの帰属意識を無意識に味わい堪能しているのだろう。

コロナで皮肉にも大成功しているデリバリー系の産業だが、飲食店産業の今後の課題は正にそこに集う客層の構築にあると考える。

 

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モトボサツ

モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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