フィリピンの役所を信用したらアウト|【証拠】コピーを全部とっておくこと!
2021年2月5日午前8時半頃、Jセンターモール2Fにあるセブ島イミグレーションで「ECC(イグジットクリアランス)」を申請した。
フィリピンを脱出するのが2月10日の予定なのだが、なかなかすんなりとは出してくれない。
入国よりむしろ出国の方が難しい奇妙な国である。
昨年末、慌てて9gビザからツーリストビザへダウングレードし、この件で9万円程吹っ飛んだ。
好き好んでフィリピンという変な国にいる自己責任であるのは重々承知だが、これもフィリピンへの手切れ金?だと思えば少しはスッキリする。
その最後の手続きが「ECC(イグジットクリアランス)」の申請というわけだ。
窓口に人がいたので、希望を伝えると、入口で申請用紙を貰い書き込んで持ってくるように言われたが、受付には誰もいない。
ウロウロしているとガードマンが紙を渡してくれたのだが、オリジナルから何十回とコピーされ続け、文字が潰れ何と書いてあるのか全く分からない。
ダメ元で想定される情報を適当に書き込み1番窓口へ提出。
その際、ダウングレードした際にマニラのイミグレーションから出された証書を出すように言われた。
しばらく待合で待たされた後、会計窓口から名前を呼ばれ、500ペソを支払った。
そこでリリースされると思いきや、6番窓口に回され、そこで事件が起きた。
そのセクションの責任者と呼ばれるフィリピーナ。
歳の頃はそうさのぉ23歳くらいか。
マムと呼ばれているのできっとお偉いさんの娘なのだろう。
左手に剥きたてツルツルのゆで卵を持ちながら配者気取りで仁王立ち。
今から食べようとしていたところを邪魔されたイラつきの表情を浮かべている。
「ダウングレーディングオーダーはどこ?」
「いや、貰ってないよ」
フィリピンあるあるな水かけ論をしても不毛なのは知っている。
さて、困った。。。
最後の神だのみとばかり代理店の方に急いで連絡をし、マニラのイミグレから貰ったダウングレーディングオーダーのコピーを送って貰った。
問題発生からすぐメールでデータを添付してもらい、それを同じ建物内にあるネットカフェで印刷し、ゆで卵娘へ渡した。
彼女の表情がなんだか残念そうに見えたのは気のせいだろうか?
「月曜日の午後に取りに来て」
「午後じゃないとダメ」
家に戻り、ティムに顛末を話し、再提出したダウングレーディングオーダーのコピーを見せた。
まとめ
ティムにも言われたが、フィリピンの役所を1㎜も信用してはいけない。
スナック菓子やゆで卵を食べながら仕事しているフリをしている人達に責任感の欠片もないのは明白。
生まれつき選ばれた偉い人間だと勘違いしている輩だ。
郵便局でもそうだが、整理整頓や合理化という概念の無い国なので、散らかった子供部屋のように収拾がつかない。
しかも集中力がないので、書類を適切に保管できず、他へ紛れ込ます達人だ。
証拠がないとこちらの負け。
トラブルを防ぐプロトコル
- 提出する前に全書類のコピーを取る。
- 一度にどさっと渡さず、いちいち説明をしながら渡す。
当たり前といえばそうなのかもしれないが、まさかこんな単純な作業でトラブルとは思わなかったのだ。
甘かった~!!
同じようなトラップに引っかかる人が今後出ないことを祈るばかりだ。
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