ある日とても嫌なことがあった時、たまたま宗教関係の冊子が目に入った。
許すという言葉。
一般的に「許し」はネガティブで敗北的イメージが強い。
本当は損害を与えたり無礼な事をした奴に制裁を加えギャフンと言わせたいのだが、それが叶わないのでもうどうしようもない。。。
つまり許しは諦めの意味として使われる。
チャンスがあればいつでも相手をいてこましたい気持ちは残ったままだ。
もし許すということを戦略的かつ技能として積極的に行えたら人生の勝者になれるということを伝えたいようだ。
この辺の詳細は専門家に譲るとして、一般的にネガティブなことでも切り口を変えて積極的戦略として使うことは非常におもしろい。
たとえばこれ。
やらない決断!
これもやってみると人生面白い展開へと向かう予感がする。
5秒ルール。
フィリピンでは落とした食べものは5秒以内ならまだ大丈夫というルールがあり、盛んに床に落ちた食べ物が食べられているが、良い子はマネしないように。
やる気は5秒でパタイ(人間の最後に訪れる儀式)ぬ
メル ロビンス - アメリカ人 CNNコメンテイター
メルロビンスが提案した5秒ルールは世界中にセンセーショナルを巻き起こし、ダメ人間を変える起爆剤となり話題になった。
メルロビンス5秒の法則と検索すれば山のように情報が出てくるだろう。
TEDのスピーチで彼女はこう提案している。
”やるべき事は5秒以内に着手しないとやる気が消滅するので5からカウントカウントダウンしてゼロになったら直ぐにローンチする習慣を身につけましょう”
やらない決断
やることリスト。
ワンオペネイションJAPANではやらなければならないことが山ほどあるのが普通だ。
社会人は各々TODOリストを書いて持ち歩いているだろうが、横槍が入ったり、やる気が出なかったり、すべてをコミットすることは難しい。
メルロビンスの5秒ルールはやる気が出ない人の背中を押すというスタンスでとらえられ、やるべき事をコミットする習慣を身に着けるためのカウントダウンメソッドだが、本当に大事なのは決断力を身に着けることだ。
自分の決断。
人生の主人公を取り戻すのだ。
私はブログをほぼ毎日更新し続け、1700記事を超えた。
「よくネタ切れしませんね」と言われるが、ネタなんて常に枯渇している。
1日に許される執筆総量というものに限度があり、適当に何本も書き溜めることもできない。
気分が乗らない日は100文字書くのも辛い。
そんなときに、メルロビンスの5秒ルールを悪用してみた。
「今日は何があってもブログを書かない!!」
ブロガーなのにブログ書かないと決めるなんて変態だろ?
しかし、この自分の決断を愛するには、やらない決断も非常に有効だ。
日本人らしい他者の目を気にした義務感の奴隷から解放される。
会社クビになっても今日は絶対やらない。
やらない決断だったら直ぐにできるだろう。
しかし、やるやらないより、自分で決めたルールに従う習慣こそがゴールドだ。
もし、これが完璧にできるようになれば、やる決断も自在にできるようになっているだろう。
戦略的なネガティブ行為が自由に出来れば、決断は自分のものとなり、人生の自己満足度は高まると信じてやまない。
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