フィリピン人は洗車が大好き。
ただし、自分では洗わない。
中流以上の家には専属ドライバーがいて、毎朝車をピカピカに磨かせている。
しかし、無頓着にそのままボディーをごしごし擦っているのでボディーに付着している細かい砂で塗装面を傷つけているとしか思えない光景をよくみかける。
まあ、フィリピンでそこまでデリケートな話をしても仕方がないのだが。。。
基本的にその辺にある洗車場は手洗い洗車が基本だが、手癖の悪いスタッフに当たると車内の物が消えてたりするのはご愛嬌。
日本ではガソリンスタンドで当たり前に置いてある洗車機だが、セブは見たことがない。
人件費の安さを考えると無駄に洗車機を置く必要もないというわけだ。
先日、セブ市内で遂にわりと立派な洗車機を発見した。
パークレーンホテルの脇からJYスクエア方面へ抜ける裏道沿いにひっそりと佇む。
SPEED1という看板が掲げられているが実際どうなのだろうか。
暫らく観察してみることにした。
日本の洗車機との違いはドライバーは乗ったままだ。
ストップというスタッフの声で車はビックリしたように止まった。
セキュリティーガードは車が逃げないように鎖で通せんぼをした。
轟音とともに高圧洗浄水が分噴射される。
一瞬視界が消えるほどの霧が付近を覆う。
ここで私もついでに全身が霧に包まれ、日本のミストサウナ思い出した。
癖になりそうな森林浴的清涼感にその日のストレスがリフレッシュされそうだ。
それからシャンプー剤が車体を覆う。
無駄にライトアップされるのがフィリピンらしい。そこに意味を求めてはいけない。
しかし、洗車ブラシが見当たらないがどこから出てくるのだろうか???
そう思っていた矢先出た!
スタッフが雑巾を持って突如現れ、物凄い速さで超適当に車体を撫でまわす。
恐らく30%程度しか触っていないだろう。
こんなに急いでいるフィリピン人は珍しい。
なぜなら早くしないと直ぐに高圧洗浄水が噴射されるからだ。
急いでいるというより、慌てていうというほうがシックリ来るだろう。
それから再び高圧洗浄が噴射されシャンプーを洗い流す。
最後はドライ仕上げ。
おおお、新車に近い輝きを感じる!
結局、最初から最後まで全行程を見学してしまったが、一般の手洗い洗車と洗車機とどちらの方が客にとって良いのだろうか?
とりあえずボディだけ急いで綺麗にしたい人にとっては良いかもしれない。
場所が変なところにあるのがある意味チャンスだ。
潰れないうちにアミーガを持ち込んで実験してみたい。
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