「モトボサツさんサラダいかが?」
「お、サラダ?いいね!」
と期待してみると全然違った!
私が知っているサラダとは全く別の物体。
超キモイ。。。
フィリピン人は野菜を食べない。
そうブログで書き続けてもう3年。
厳密に言えばたまに野菜を食べる時もある。
たとえばフィリピンの代表的料理の一つチョプソイ。
中華丼の具の部分だけ皿に盛った感じだ。
野菜だと喜んで食べてみると物凄い塩分が仕込んであったりする。。。
それはライスを大量に食べるのに適している。
フィリピンの食文化を雑に分けると中華7割、スペイン2割、土着1割のブレンド。
中華は高濃度な塩分により高血圧。
スペインはハイコレステロールによる脳梗塞を担当する。
太く短い人生だが非常に楽しいので大変フェアだと思う。
ところで、日本人が「野菜」という音を聞いてまず思い浮かべるのがグリーンサラダと呼ばれるレタス等のナマ野菜だろう。
しかしこのナマ野菜という存在はフィリピン人にとってその辺の草と同じでそんなもんヤギしか食べない。
偉そうに言っても日本人だってナマ野菜を食べるようになったのは50年前に開催された東京オリンピックあたりから。
世界の国と地域が一堂に会し、アジア地域で初めて開催された東京オリンピックは日本人の生活に大きなイン
パクトを与えました。50年前の東京オリンピックが日本人の生活や食文化にどのような影響を与えたのかモトボサツ的思考で考えて行きたいと思います。
東京五輪を機に新品種の レタス「オリンピア」が誕生し、それまで草食動物のエサだった葉っぱがサラダというカッコつけた名前になり日本の家庭や飲食店に広まっていった。
オリンピックでガイジン選手に提供したという葉っぱをマネして食べてみたいという憧れがサラダの普及に一役かった。
フィリピンは40年前の日本と例えられているが、サラダに関しては50年前の東京オリンピックに位置するのだろう。
フィリピン人にとってサラダは砂糖たっぷりのフルーツサラダを意味し、レタス等の葉っぱ類はヤギの食べるものという認識だ。
セブのドローカルが集結するEmall。
ナマ野菜を買っている女性。
Emallには似つかわしくないご婦人風。
次に来たのはチノイなおばちゃん。
恐る恐る近づいてみるとレタス、キュウリ、トマト、オニオン等基本的な物がそろっている。
大きなハエが入らないように一応カバーが付いている。
すげぇ!
しかしハイコレステの代名詞のようなピンクのタルタルソースを鬼のようにドップリと載せるのがフィリピン流だ。
ちょっとレベルが上がって新ロビンソンのスーパーマーケット。
私は毎週日曜日にここでサラダを買うことにしている。
つまり1週間に1度だけのサラダピットイン。。。
小さいパックに5種
一番人気のあるのはシーザードレッシング。
類程の野菜を詰めて44ペソ。
ここにもいつかノンオイルとか和風というお馴染みのドレッシングが並ぶようになるのだろうか?
今ラーメンを中心に俄かに日本食ブームなセブだが、まだまだ日本というイメージだけ食べている気がする。
ダイエットの為ライス抜いてもその後コーラをガブ飲み。
トータル的に筋の通った健康志向はもう少し先な気がする。
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