ルソン島タール火山が噴火
2020年1月12日午後7時頃、ルソン島南部のタール火山が噴火しバタンガスを中心メトロマニラにまで降灰の影響が出ている。
朝のGMAニュースによれば早速マスクが品薄&高騰し始めているとか。
街にはこうやって月光仮面のオジサンが増えているようだ。
只今大掃除中ですが、妻に顔を隠したら格好良くなったと言われたので記念撮影😅
一昨日の降り渋った雨せいで
屋根にこびりついてしまった灰を掃除するのが大変です
屋根掃除している皆様
お互い屋根から落ちないように気を付けましょう pic.twitter.com/vDLqtG6vgO— アラバンの魚屋 Ana Fish Dealer (@akbicol) January 15, 2020
空港も閉鎖され、まるで雪が降ったように町中同じ色で統一されたようだ。
まるでヨーロッパの街並みのようだと表現している人もいた。
自働車やバイクもこの火山灰を吸い込んでエンジン不調を引き超すだろう。
フィリピンでの中古車購入の際にはその辺の注意も払いたい。
東日本大震災の時に言われた一言
東日本大震災の時、私はマニラに住んでいた。
大き目の地震があったらしいという話を人づてに聞いたのだが、地震に慣れている日本にとってある程度の揺れは日常の範囲内だとあまり気に留めなかった。
テレビを通して観た衝撃的な映像。
街ごと飲み込む津波の映像が映っていた。
海外在住者で家族が災害エリアにいた人の心境を思うと何とも言えない状況だった。
テレビに映っていた今までに見た事もない光景にかたずを飲んだ。
災害の時に日本人は団結する。
これは災害の種類に関わらず事実だ。
海外で団結しない日本人という記事を以前書いたことがあるのだが、災害ボランティアと平常時の気質の差は一体何なのだろうか?
無料で配布される救援物資や炊き出しボランティア。
これを見て某マニラの語学学校の女性講師がこういった。
「日本はなぜ災害の時に無料で配布するの?フィリピンだったら絶対高くなるよ」
特に悪気があってのことではないのだろうが、真顔で言う彼女の反応に少なからずショックを受けた。
ボサツイート
【フィリピンあるある】タール火山噴火で降灰が続く。
普段より高値で販売される防塵マスク😮#テイクアドバンテージ
震災の時フィリピン人からこう言われた「日本は災害の時に物資を無料で配布するけどフィリピンは高くなるよ」#資本家は中華系 pic.twitter.com/vXinXTUVGj
— モト ボサツさん@子供と成長中 (@motobosa02) January 13, 2020
風が吹けば桶屋が儲かるのは本当で、ここでも災害のお陰で一儲けする人も出てくるのだろう。
まりぼー君>日本でも救援物資で稼いでる会社がありますね。皮肉なことに、災害時ほど稼げる時はない、という企業は意外と多かったりします(^_^;)
純粋にオカニを追求
【🇵🇭値段急騰】テクアドバンテージが文化となっているフィリピンでは純粋におカニ(お金)儲けを追求する体質。たとえそれが親兄弟相手にでも商売する姿が衝撃的だった😲善悪ではない https://t.co/fGPW1AiXCp
— モト ボサツさん@子供と成長中 (@motobosa02) January 15, 2020
ABS-CBN NewsDuterte seeks price caps on masks, warns traders from hoarding themhttps://news.abs-cbn.com/business/01/13/20/duterte-seeks-price-caps-on-masks-warns-traders-from-hoarding-themMANILA—President Rodrigo Duterte on Monday warned traders against hoarding N95 masks following the eruption of the Taal Volcano.大統領は、軍と警察にN95マスクを無料で配布するよう任命すると述べた。
「はい、それを買う余裕がない人のために、無料で提供します」
防塵マスクの買い占め及び値段吊り上げが横行している。
フィリピンというよりもこれは中華気質の具現化だと感じる。
どうせ無料で配布されるべき物資を横取りして転売するはずだ。
ヨランダ台風の時も各国から送られて来た物資は被害を被っている庶民より先に担当役人がゲットして私物化&転売したという実績がある。
火山灰を原料にレンガを作成
風が吹けば桶屋が儲かるという言葉があるが、ここでもやはりそういったことが起きている。
火山灰を原料とするレンガ工場が大喜び。
降灰を原料に煉瓦を作るビニャン市の工場が天才すぎる😎#タール火山 https://t.co/y6N8V5ugZ0
— モト ボサツさん@子供と成長中 (@motobosa02) January 14, 2020
渡りに船とはこのことだろう。
ニュージーランド政府所有の地球科学研究機関GNS Scienceによると、「水を加えると、灰がコンクリートのように固まる泥に変わる」らしい。
この性質を利用して地方自治体独自のレンガを作っている。
産業の乏しいフィリピンではこういったご当地産業があるととても輝く。
強度やクオリティに関しては不明だが。。。
ビニャン市の地図
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