裏路地のステーキハウス
先日、某氏の仕事を少し手伝ったのでステーキをおごって貰った。
そこで某氏に先導され路地裏にあるステーキハウスへとたどり着いた。
ANGUS DAN'S
地図で見ると別に変な場所ではないのだが、実際行ってみると藤原とうふ店が似合うような場所なのだ。
我々が到着したのは平日の午後12時頃だったが、まだ客はほぼおらず店内はガランとしていた。
こんなに広々として昼時に誰もいないなんて、いつまで持つだろうか?
余計な心配をしてしまった。
テーブルは売るほど余っているのだが、あえてフカフカのソファーのあるテーブルをチョイスした。
私は経済的余裕を後ろ姿で語るマダムの隣の席に腰かけた。
そのファミリーは常連面をして無言のまま「ブロック崩しゲーム」に熱中していた。
400gのリブアイをチョイス
ステーキハウスに行ってステーキ食わないわけにはいかないだろう。
我々は400グラムのANGAS BEEFをオーダーした。
セット価格1100ペソ。
セブではミディアムレアという概念が無いのでなんでもウエルダンで焼いて持ってくる。
私は達観した菩薩のように何も期待せず粛々とオーダーを済ませた。
15分程、たわいもない談義をしているとステーキが運ばれて来た。
400gリブアイステーキ
私は全く期待せずに肉にナイフを切り込んでみると、なななんと!ちゃんとミディアムレアになっているではないか。
日本では当たり前のことがこんなに感動的となるのもセブの一興。
ステーキはその店の味付け云々ではなく、肉の質が物を言うので、どこで食べてもANGASビーフは同じ味なのだ。
後は店内の雰囲気とサービスと値段だろう。
- 店内の雰囲気 ☆☆☆☆
- サービス ☆☆☆☆
- コスパ ☆☆☆☆
店内はデートで十分使えるレベルだ。
裏路地にあるのでSMやアヤラモールのレストランのようにガシャガシャしていないので非常に落ち着いて自分の時間を楽しめる。
サービスも悪くない。
まあまあの高級店という自負があるのかそれとも給料が良いのか、パンデマニラと違い素敵な笑顔で対応してくれる。
コスパだが、おそらく同じ肉をセブ島のコストコと呼ばれる「LANDERS」で買うと700ペソ/400g位なので、家で焼いて食べた方がもちろん安いのだが、調理及びサービス料と思えば300ペソ位出してもいいだろう。
率直に言ってフィリピンの飲食店のスタッフは煮ても焼いても食えなそうなのが多いのだが、この男性スタッフは好感度が高かった。
ステーキを奢ってもらって評価するのもおこがましいが、たまたまその日の感想は100点満点の75点くらいだった。
行列が出来るような立地と知名度ではないので、人知れずステーキを頬ばりたい時には足を運んでみるのも良いだろう。
ちなみに、一人で食べている男性客の存在が妙に気になった。
店への行き方
セブ州庁舎(カピトル)からフェンテオスメニアへ向かって行くと右手にPBIがあり、その角を右折。
そして50m程直進すると右手に見えてくる。
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