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【必見】セブ島ママ友同士の泥沼劇場|美しいR子に忍び寄るD子の罠

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セブ島ママ友泥沼関係

うちのカワイイちゃんは3歳から4歳までの2年間すぐ近所の某幼稚園に通っていたのだが、そこに集まるヤヤやパパママの間には正にフィリピン劇場とも言える泥沼の世界があった。

うちで雇っていたヤヤが他のヤヤからオカニ(お金)を借りて返さずトンズラこいたり、盛りのついたヤヤが敷地内にいるガードマンの子供を妊娠してみたり、短期間に様々なドラマが展開された。

イノセント
フィリピンのガードマンが種馬だと言われている理由がよく分かるわ
モト先輩
道端で犬同士が交尾してポンポン子供産むのと殆ど変わらんな

子供同士が仲良くなると親同士の関係にも影響してくる。

カワイイちゃんが仲良くしていた子の親とも知り合いになったのだが、ママ友R子とD子もそうだった。

それからティムとR子とD子の関係性が泥沼劇場と化してくるのだった。

R子はマンダウエ市の公立小学校の先生をしている。

彼女は幼稚園のママの中では一番の美人だった。

おそらく私以外の日本人男性がジャッジしても同じ意見だろう。

公立小学校の先生といえば、日本の公務員以上に地味でジプニーで通勤するイメージがあるのだが、R子は高級SUVで優雅に通勤している。

ぱっと見どこぞのマダムといった感じだ。

プライドだけで生きている薄給の代名詞ともえいる公立小学校の先生がなぜ高級SUVに乗れているのかといえば旦那の仕事がシーマンと呼ばれる国際航路のクルーなのだ。

フィリピンでは庶民が豊かな生活を手に入れるためのポピュラーな手段としてシーマンになるという選択肢がある。

ティムの調査によればR子の旦那の手取りは25万ペソ程度らしい。

つまり庶民の20倍以上の年収を手にしているのだ。

これに目を付けたのが腹黒いD子だった。

D子はこれぞ「ザ・フィリピーナ」と呼ぶにふさわしいほど見栄っ張りで、さらに病的な程の自慢癖があるタイプだ。

きっと根底に深い劣等感があるのだろう。

幼稚園でコンテストがあるとまず先生に賄賂をばら撒いて買収し、自分の娘を1位にしないと気が済まない。

子供に高級な玩具を買い与え幼稚園で故意に見せびらかさせる。

4歳でその幼稚園を卒業し、もう一つ上の幼稚園に行くのが通例だが、カワイイチャンが内定していた幼稚園がD子の子供の幼稚園とかぶってしまった。

これはヤバいとD子とかぶらない別の幼稚園へ急遽変えることにした。

D子はティムやR子に対抗すべく、旦那はOFWで収入がかなり高いという話をやたらと触れ回っていた。

しかしある日突然D子はティムにオカニ(お金)を貸してくれというようになってきたのだ。

旦那の海外からの送金がシステムトラブルで1週間だけ凍結されるのでその間貸してほしいという作り話。

しかし、フェイスブックを見て見るとD子の旦那は海外の仕事を辞めてとっくにセブに戻って来ているようだ。

フェイスブックで嘘がバレるというのもフィリピンあるある!

ティムはそのことをキッパリと断りD子との関係を断ち切ることにしたのだが、お人好し丸出しなR子はD子に粘着された。

D子はR子の勤務する小学校へ頻繁に現れるようになった。

ティムはD子をBudol Budol(ボドルボドル)と呼んでいる。

Budol Budol(ボドルボドル)とはフィリピン版オレオレ詐欺のことだ。

実はR子は昨年ボドルボドル詐欺にひっかかり、10万ペソやられてしまったらしい。

そして今度はD子からの受難。

悪党は騙されやすい人間を見抜くのが上手い。

つい先日、性懲りもなくD子はティムへフェイスブックのメッセンジャーで金の無心をしてきた。

その作り話の内容はこんな感じだ。

「今バキオに家族旅行で来ていて、ATMカードで引き出そうとしたら吸い込まれたまま出て来ず、管轄の銀行の支店へ行ったら発行元がセブなので再発行ができないと言われているのよ」

だからパラワンポンショップ(ヤヤに大人気の質屋)からオカニ(お金)を送って欲しいという。

しかし、ティムの調査によるとD子のフェイスブックを見る限りバキオなんかには行っておらずセブにいるのがまるわかりだ。

一度ティムから手厳しく借金の申込を断られたのにまたいけシャアシャアと連絡をしてくるのはフィリピンあるある。

R子に聞いてみると全く同じ依頼が既に来たらしい。

フィリピンあるあるが服を来て歩いているようなD子。

最初はフレンドリーで良い感じなのだが、だんだんと本性が現れてくる。

何度断っても何事も無かったようにまたやってくるのだ。

これは仕事でも一方的に突然辞めたスタッフがまた平気で雇ってくれといって来るあの現象にも共通したものがある。

このフィリピンあるあるな心理はもう少し研究する価値がありそうだ。

ぜひまたの報告をお待ちください。

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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