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2013年~2016年 モトボサツ勝手にブログセブ島編 カテゴリー別
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【シーズン1】モトボサツ勝手にブログセブ島編|カテゴリー別記事
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夢から覚めた現実の世界
大学の先生時代が花だった
2013年から3年間、セブの大学で日本語を教えていたのだが、当時は旧式の教育システムで小学校6年、高校4年、大学4年という流れだった。
つまり20歳で大学を卒業する時代。
日本語の授業はツーリズム科の4年生のみ行われ、1クラスに50名程がギシギシに詰め込まれる。
エアコンと喚起のシステムのない教室内には若いフィリピーナ特有の青臭い匂いが充満する。
私は女性は好きだが、あの匂いは少々苦手。。。
担当していたツーリズムというコースだが、たとえばCAやホテルの受付を目指すような容姿に自信のあるハデめな女生徒が多かった。
「Sir」と呼ばれ授業が終わると後ろから抱きつかれたり、まるでラブコメ少女漫画のフィリピンリアル版みたいな生活。
汗をかけば最前列の生徒が汗を拭いてくれる。
授業で使うプロジェクターを教室へ運びこめば何も言わずとも率先してセッティングしてくれる。
黒板のチョークが無くなれば指示もしていないのに隣のクラスへ走り取ってきてくれる。
まるで大奥の中の将軍様のような状態だった。
もしあの竜宮城のような世界しか知らなかったら、フィリピン人の事を底抜けに明るくホスピタリティ溢れる素敵な人達だと迷いなく言えているだろう。
その後の暗黒のギャップが今の私の価値観へと大きく影響を与えることになった。
ギャップに苦しむ暗黒時代
某語学学校から仕事を貰い、一応管理職という立場でフィリピン人講師やワーカーに指示を出す立場となったのだが、同じ国とは思えないほど勝手が違った。
まず、お客さんが日本人。
つまり、日本とフィリピンの板挟みになる最悪の構図だ。
例えばフィリピン人の某リーダーに金曜日までと期限を切ってドキュメント作成の指示を出す。
一応「YES」と言うがこちらに目も合わせない。
日本だときっと「その態度はなんだ」と叱責される図だ。
そして案の定出来上がっていない。。。
「Because I was busy .忙しかったから」
平然とそういう言い訳が行われる。
そいつの首を何度も絞めた(脳内で)。
人前で怒ってはいけないと分かっていたが、あまりに態度が悪いのでついには堪忍袋の緒が切れ怒鳴ってしまった事がある。
私がブチキレたら、そのPマネージャーはパソコンをバンと閉じて部屋を出て行った。
一体何が起きているのか?!
うっかり首にして労働局へ駆け込まれれば埃が出ないわけではない学校の体制。
オーナーはマネージャーをなだめながら辞職を留意する。
まるでこちらが悪い事をしているような雰囲気だ。
極めつけは悪質なリーダーの扇動で講師たちは私を無視し始めた。
大学に比べ語学学校の仕事は給与面ではよかったのだが、暗黒の歴史を残した。
最初からそんなもんだと思っていれば所詮フィリピンだと割り切ることも出来たのだが、大学で女子大生に囲まれ甘い汁を吸い過ぎ、現実とのギャップが大きすぎた。
考察とまとめ
所詮人間なんて状況によって異なる。
この状況を俯瞰するに、大学の生達がアタリで語学学校の講師陣がハズレというわけではないはず。
そこには決定的な利害関係の差があった。
大学の生徒の場合、彼女達の成績は極端に言えば私次第という揺るぎないアドバンテージがあった。
特に4年生は卒業が絡んでいる。
先生という立場だったから甲斐甲斐しく尽くしてくれただけで、語学学校では私の評価が昇給やボーナスに響くという利害はシステム的に無かった。
フィリピン人の世界ではオカニ(お金)をくれるオーナーには尻尾をぶんぶん振るが客には愛想の欠片もないと言われる。
つまり相当に現金な気質なのだ。
日本では一般的だと言われる公共の福祉への貢献や我慢という名の自己抑制的な概念が薄いというかほぼ無い。
アメリカ的で自己の利益を第一に考え純粋に追及する。
そこに義務は伴わないのが特徴。
私はフィリピンに住みながらこれ以上フィリピン人の事が嫌いになるのが辛いので今回のコロナパンデミックで仕事を一切放棄し家族と利害の無いフィリピン人の友人とだけ付き合っているので対フィリピン人への感情がノーマルに戻りつつある。
追伸
フィリピンが好きだからと安易にフィリピンに住みながら仕事をすると利害のバランスで横柄な態度を取られフィリピン人全般が嫌いになってしまうかもしれない。
会社命令の駐在社員はノーチョイスだが、フィリピン好きだから現地採用で働くというチョイスは慎重に考えた方が良いだろう。
究極では半年日本で一生懸命働いて1年間フィリピンで遊ぶ。
このスタイルをぜひ推奨したい。
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