ジョリビーじゃなくてジャリビー
マクドの隣の家に堂々と配達するジョリビースタッフが印象的なフィリピン。
フィリピンでジョリビーは暴力団で言うと山口組なのだ。
ちなみに現地ではジョリビーではなくジャリビーと呼ばれる。
もし日本人がジョリビーのことをジャリビーと呼び出すとステージ4だろう。
うちはティムのごり押しに従い、毎週日曜はほぼ朝ジャリとなっている。
ちなみに日本人はフィリピンの法律に従い40%しか意見を出せない。
Breakfast Mealというコテコテのフィリピンセットは値段もカロリーも結構高い。
朝からガーリックライスにオイリーなオカズがお約束なフィリピノブレイクファスト。
ドリンクをコーヒーにすることも出来るが、ガーリックライスとコーヒーの組み合わせが何とも微妙なテイスト。
最近なんとも思わなくなってしまったが。。。
朝ジョリセット。
2016の今頃は99ペソだった。
その後100ペソの大台に乗り、2017年1月現在は102ペソ。
インフレ率からすると順当な値付けであると思われる。
経済成長とインフレは順調に進む。
私のように悪かろう安かろうを求めて生活する日本人には辛い場面だが、長いスパンで観察するとここ数年のインフレ率は2~3%台にまとまっているので発展途上国としては安定した数字であろう。
愚問だと分かりつつもフィリピン人グループに聞いてみた。
「オフコース、ジャリビー!」
「ジョリビーはチキンでマクドはバーガーというイメージだから」
かなり不明確な答えだが、要するにフィリピン人がジョリビー好きな理由は、あの鼻につく油で揚げたチキンをイメージして引き寄せられるということだ。
ライス&オイリーフードの情報がすでに幼少期から右脳へインストールされて条件反射となっている。
昔マニラでローカルのフィリピン人に有名なフィリピン料理店へ連れて行ってくれと頼んだらジャリビーに連れて行かれたことを思い出す。
呆れることもなくそのセンスに非常に感動した。
ジョリビーは単なるファストフードではなくフィリピン料理店と呼んでも良いだろう。
フィリピンへ初めて来た日本人は皆ジョリビーに一方的に群がるフィリピン人達を見て驚く。
フランチャイズ加盟料が日本円で約7000千万円。
それを2~4年で回収すると言われる最強のROI。
ジョリビーはフィリピン人にとって教会みたいなものだ。
ローマンカトリックジャリビー。
あそこへ行けば何とかなるというフィリピン人の依存心と見事に作り上げている。
ライスとフライドチキンとコーラさえ食えば早め天国へ行けると思わせる洗脳ぶりには完全脱帽。
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