スポンサーリンク
私の日本の終の棲家は福岡県福岡市博多区吉塚という所だった。
ロフト付7畳で家賃38000円。
エアコン付、トイレもウォシュレットで風呂トイレ別。
駅徒歩10分。直ぐ近所にスーパーあり。
当時は地方都市なのでそんなものかと思っていたが、実は凄い事だった。
セブで日本人が一人で快適に暮らそうとすると家賃だけでも25000ペソ位はかかるだろう。
25000ペソは2016年1月レートで66000円。
日本のコスパ凄すぎ!
フィリピン修行を決意し、渡航日まで半年程時間があったのでそれまでゼネコン時代の上司が作った会社の手伝をすることになった。
今でいうドロンを日本で普及させようと、インターネットで発見したデジカメ搭載の8枚羽ラジコンヘリを制作販売するプロジェクトが始まったばかりだった。
私は来日した2名のドイツ人技術者の世話と簡単な通訳が中心だった。
週末温泉に連れて行くことになった。
九州の温泉のメッカといえば湯布院だろう。
ドイツ人技術者、二人とも2m近くある大男だったが、タオルで隠された秘部は意外と可愛かった・・・
*
家族とバラバラになって4度目の引っ越し。
ただひたすら己の肉体の強化とシンプル生活でようやく自分という人間がダイレクトに感じられるようになった。
人生まるごと断捨離の方向へ向かっていたのだろう。
75キロあった体重は最終的に62キロまで落ち、脂肪も捨てたところで、古い服も全部捨ててやった。
もう不必要に高い服は買わない。
警察に捕まらない程度にシンプルな恰好で良いのだ。
当時週4回キックボクシングジムに通っていたがトランクスだとトマホークXXLがブラブラして落ち着かない。
古いトランクス型のパンツを全部捨てて、質実剛健なブリーフにチェンジすることにした。
もちろんグンゼとか高級品ではなくダイソーでキマリ。
博多駅ビルにある某大型ダイソーで各色Mサイズを5枚購入した。
本やDVDは全部ブックオフへ持ち込み。
モト嫁の残したバッグや宝飾品は高山質屋へ。
あと売れない物は全部知り合いのフィリピン人夫婦へあげた。
最後はスーツケース二つまで絞り込んだ。
絞り込んだ中にダイソーのブリーフ5枚も入っていた。
フィリピン生活をおくる間に破れたり、盗まれたりして、最後の1枚になった。
▶男のくせにパンツ盗まれた話
そのあいだ、フィリピンで買ったパンツは直ぐにボロボロになったが、ダイソーだけは群を抜いて強かった。
恐らくMade In Chinaなのだろうが、ダイソーで売られている物はSMやガイサノのものと質が違う。
生活感満点の洗濯エリア。
フィリピン人って洗濯物の干し方が超雑だと思うのは私だけだろうか?
向かって右のが10年目を迎えたダイソーパンツ。
使い込まれた年輪とでも言おうか、私のフィリピン生活の生き証人。
クイーンズランドで過ごしたフィリピーナ達の想い出が蘇ってくる。
ちなみに左の変なキリン柄パンツはティム様の・・・
どうせガイサノとかなので直ぐにダメになるじゃろ ふふふ
2013年12月ついにセブのアヤラにダイソー1号店がオープン。
私は伝説のダイソーパンツが買えると喜び勇んで行ってみたがパンツが売って無い!
残念で仕方がない。
文句言ったところでモトボサツさんの為に出店したわけじゃないですと一蹴されて終いじゃろ・・・
一体セブのダイソーでフィリピン人は何を買っているのか?
明日はダイソーネタで行きたいと思います。
よかったらご覧ください。
スポンサーリンク