先日、仕事で使う2穴ファイルを買いにSMシティーのデパートメントへ行った。
いつも使っているものは4枚1パックで100ペソ。
今回は大量に欲しかったので在庫あるだけ全部買おうと心に決めていた。
現地へ行ってみると在庫ワラ(ない)!
嫌がるスタッフ捕まえて注文できないか聞いたらワコカバロ(分からない)。
理由は今日マネージャーが休みだから。
誰かが休むと全機能停止。
これがフィリピンスタンダードだ。
まあ知ってるけどアホすぎて毎回怖くなる。
もしこれが命にかかわる医療現場とかだと助かる命も助からないだろう。
自分で注文するからサプライヤーの番号を白状しやがれと言ってみたがワコカバロ(分からない)の一点張り。
その休みがちなマネージャーしか知らないという。
激暴れたい気持ちをなんとか抑え、売り場をあとにした。
ダメ元でナショナルブックストアーへ行ってみた。
以前さんざん探して無かったので期待感ゼロ。
すると1枚だけだが偶然見つけた!
その辺を歩き回っているだけの男性スタッフを捕まえた。
本当は女性スタッフの方が良かったのだが。。。
「PA PALITAKO ANI DAGHAN」
パ パリタコ アニ ダグハン
本当は400枚位欲しかったのだが、具体的な数字を言っても意味が無い。
この国では5枚以上は沢山で良い。
するとそのスタッフはまるで災害救助犬のようにグチャグチャのファイルの山から一つ一つ探り始めた。
日本と違って裏の倉庫に種類別に在庫管理されている世界ではないのだ。
男性スタッフは疲れた様子で女性マネージャーみたいなオバサンを連れて来た。
お、そのオバサンが何とかしくれるのか?
と思ったら二人で探し始めた。
無駄な力作業が大大大好きフィリピン人。
この無駄な従順感と途方の無さにイライラが錯綜してしまう。
独立後100年以上経つこの国に改善という文字は入らないのか?
ホセリサールのパタイ(人間の最後に訪れる儀式)を無駄にしてはいけないとか思わないのか?
ま、無いだろうな。。。
個別在庫が分からない状態。
商品が盗まれようが、スタッフが横流しにしようが、会計が合わなかろうが絶対分からないだろう。
30分かかってようやくかき集めたのが65冊。
目標の数に遠く及ばなかったが、あるだけ持ってレジに行った。
レジのオバサンがまた亀のようなマイペースで数え始めた。
そして一枚一枚ピッとバーコードを当てる。
Parehas tanan oi!
パレハス タナン オイ
65枚×商品コードで入力すればヨカやろうがオイ!
そういうと微妙に何かが違うらしい。
色とか。。。
変なところだけこだわるフィリピン。
この時点で10分経過。
後ろに並んでいる女性は微動だにしない。
他のレジの方が絶対早い。
しかし他に移動するのが面倒なのだろう。
そして遂に
寝た。
日本だと5分で済む作業に1時間以上かかった。。。
フィリピン修行生活!!
日本の有難味が身に染みる毎日。。。
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