天才ゴールデンカレー
セブで日本の食材や調味料を買うと定価の2倍もする。
私の場合、味覚が雑というか、和食じゃないとダメなんですといったお上品な口をしていないので、生きていければ何でもよいのだが、カレーだけは定期的に食べている気がする。
うちの定番S&Bゴールデンカレー中辛。
なぜそれかと言うと、単に近所のFOODAにこれしか売っていないからだ。
35種類ものスパイスが香りを引き出す、スパイシーなカレールー。
その美味しさは、幅広い世代から40年以上も愛され続けてきた超ロングセラー!
いろいろと他社のメーカーと食べ比べをしてみましたが、私はやっぱりエスビーのゴールデンカレーが一番だと思います。コク、スパイス、芳醇な香りがたまりません。
出典:www.homemate-research-company.com
ゴールデンカレーを初めて食べたときに感動しました!それまで他のルーで作っていたときには、いろんな隠し味を入れて調整して食べていましたが、ゴールデンカレーはほぼ何も手を加えなくても美味しいです
出典:ゴールデンカレーがうまい! : 生活・身近な話題 : 発言小町 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)今までいろんなルーを試しましたが、ゴールデンカレーに落ち着いてからもう15年以上たちますね。
私の場合、ゴールデンカレーを初めて食べた時のことは全く覚えていない。
15年以上食べている人がいるなんてS&Bもカレー冥利に尽きるだろう。
私はとくにゴールデンカレーじゃなくてもいい。
他にも色々とルーが売っていれば、数少ない小さな幸せを噛みしめたい感じ。
先日気が付いた事だが、このゴールデンカレーの裏側の鮮やかさに感動した。
老眼の進んだ私の視力でも作り方とか成分とかガッツリ読めるのだ。
作るのはティムなので、関係無いって言えば関係ないのだが、この配慮とアイデアに大感激!
金色の下地に黒い文字は最強のコントラストなのだろう。
天才ゴールデンカレー!
フィリピンで食べるゴールデンカレーはこんな感じ。
なぜかライスが四角いのはご愛嬌。
カレーはフィリピン米に全ッ然合わないのだが、それでもおいしく頂けた。
嫌な事を忘れる成分
もしも嫌なことがあったりしたら、カレーを食べればいい!
ニューヨーク市立大学が行った研究によると、カレーに含まれるターメリックの中のクルクミンという成分が、嫌な記憶を脳の中でブロックし、思い出させないようにする効果があるとの事が明らかにしたらしい。
神経変性の疾患を予防する働きがあるとのことで、ストレス障害の患者からネガティブな記憶を取り去る治療への適用などが期待されているとのこと。
要するにフィリピン人みたいにネガティブを捨て常時ハッピーになれるのだ。
病は気から。
カレー薬と思って食べると、嫌な事をじきに忘れる事うけあい。
実際、食欲がないほど落ち込んでいるときでもカレーだったら食べれるかもしれない。
フィリピン人にとってカレーとは?
日本の国民食と言っても過言でないカレー。
しかし、今のところ、フィリピンで日本といえば、寿司の次にラーメンが来てしまう。
「フィリピン人って辛いの好きなんですよね?」
フィリピンに初めて来た人から聞かれやすい定番内容だ。
やはりイメージとしてフィリピン人とインド人の区別が曖昧なのかもしれない。
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実際、オリジナルのフィリピン料理の中で辛い料理は少ない。
甘い、酸っぱい、塩辛いの三原則からなる味覚を持つフィリピン人にとってカレーの味覚はどうなのか?
マニラにはここ数年でCOCO壱番屋が6店舗進出している。
フィリピン人ってなんか同色系でカレー屋が似合う。。。
しかし、メニューを見るとカレーからどんどん遠ざかっている気がする。
吉野家もそうだが、海外進出すると原形をとどめない位オリジナルを捨て、ある意味その国媚びてしまう運命にあるようだ。
実際、フィリピン人に日本食で何が好きか聞いてみると、焼き鳥、餃子、トンカツなど、分かりやすいものが挙がってくるが、カレーと言ったフィリピン人を見たことがない。
味が好き嫌いというよりもまずカレーと日本のイメージリンクがまだ無いのかもしれない。
はたしてセブへCOCO壱番は来るのだろうか?
首を長くして待ってみようかな。
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