フィリピンの病気

【発疹出てない?】フィリピンで「はしか」が大流行!1978年~2005年に予防接種した日本人要注意説(予防接種問題)

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フィリピンMeasles(はしか)の大流行

2019年フィリピン全土でMeasles(はしか)が大流行し、数週間のうちに1500人以上が感染し、26人の死亡が報告されたという発表があった。

先日、銀行に行った際に、銀行スタッフ数名、前の席のフィリピン人男性、隣の若いフィリピーナはマスクもせずに激しく咳込んでいたのだ。

非常に嫌な予感。。。

「はしか」大流行の際に近くで激しく咳込まれたらたまったもんじゃない。

そう思っているうちに、私はその日の夜から見事に体調悪化。。。

先週末から咳と激しい頭痛が続き、ひょっとしてMeasles(はしか)にかかったんじゃないかと密かに恐れていた。

恐らく同じ銀行内で私のように感染して体調を崩した人が結構いたのではないだろうか?

はしかのローカルニュース

メトロマニラでは441人の感染が報告され、うち5人が死亡。

セブでも2歳の女児が死亡している。

フィリピン保健省によると、Measles(はしか)の予防接種を受ける人が少ないのは、デング熱の予防接種が中止された問題に起因する可能性があるとみている。

実際私は4度目のデング熱でさんざん苦しんだあとに、退院時にドクターからデング熱の予防接種をやたらとすすめられ、その時は「絶対やろう」と思っていたのだが、少し時間が経つと怖くなってきた。

まだ出来たばかりの謎過ぎる予防接種を受けるなんて動物実験に近いものがあると思い接種をとりやめた。

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私の判断は大正解で、その後、そのデング熱用の予防接種が原因でフィリピンの児童が死亡してしまった。

フィリピン保健省は、はしかの予防接種はデング熱の予防接種とは違うと強調し、子どもに予防接種を受けさせるよう保護者に呼びかけている。

デングとはしかの予防接種の何がどう違うのか言っている本人達も実はよく分かっていない気がしてならない。

たったひとりの台湾からの観光客

今、日本で麻疹(はしか)の流行が大きな問題となっていますが、台湾から沖縄へ観光旅行にやってきた、たった1人の外国人から始まりました。そして沖縄へ旅行した10代日本人男性が、帰省先の名古屋市で麻疹と診断されました。

日本では「外国」または「外国人」または「東南アジア渡航歴あり」という表現は謎の病原体と同義語として扱われる。

”海外からのウイルス”と聞くだけで得体のしれない猛烈な感染力を想像させるのだ。

外国という単語がある意味「はしか」の大流行のExcuse代わりになっている気がする。

「輸入感染」に込められた意味

「はしか」は予防接種で防ぐことができるといわれる感染症だが、私も子供の頃(実は覚えてない)予防接種を受けていることになっている。

日本人であれば、はしかの予防接種をしていない人の方が珍しいのではないだろうか?

それなのに、なぜ「はしか」が流行るのか?

私は「はしか」が日本で流行るたびに、このことが疑問として思い浮かんで仕方がない。

予防接種は効かないの?

イノセント
ほとんどの日本人が予防接種しているのになぜ「はしか」が流行るの?
モト先輩
フフフ、いい質問だな。現在の日本で流行している「はしか」のウイルスと予防接種の型が一致しないという説もある。
イノセント
予防接種の型とウイルスの型が同じならいいのね
モト先輩
ロタウイルスみたいに型とは関係なく感染するという説もあって微妙だな。。。

所説の飛び交う中、抗体レベルの差が原因という説がある。

時期によって1回だったり2回だったりするということで抗体レベルに差が生じているのだ。

1978年から2005年に接種した人はやばい?

1977年以前


麻疹のワクチン接種は1966年に始まりましたが、1978年に定期接種となるまでは任意でした。このため、この年以前に生まれた人の多くはワクチン接種を受けていません。しかし、この時代は自然感染で麻疹にかかる機会が多かったため、自然に生涯免疫を獲得している可能性が高いです。

 1978年から2005年


この時代は1回の定期接種だったので、十分な免疫力がついていない可能性があります。ただし2007年に麻疹の大流行があり、翌年から5年間、1990年~1999年生まれの人には追加接種の機会が設けられましたので、その時に2回目を受けているかもしれません。

 2006年以降


1歳と5~6歳の2回の定期接種となっているので、ちゃんと受けていれば生涯免疫を獲得できていると考えられます。
麻疹にかかったことがない方は、母子手帳などでワクチンの接種回数をご確認ください。ワクチン接種を2回受けたことが確実でない場合は、ぜひワクチン接種を受けることを検討しましょう(特に妊娠を希望されている方とそのご家族)。

参照サイト

意味不明な「排除状態」

「はしか」のウイルスが実質日本国内にない状態を排除状態というらしいが、そりゃウイルスが無ければ感染しないのは当たり前だろう。

麻疹の「排除状態」とは、海外から持ち込まれてくる以外に、国内発の麻疹が3年以上にわたり発生していないことを条件に認定されます。

無菌ウイルス状態の日本を誇るよりも、「はしか」に感染した外国人がウイルスをばらまいても日本人は感染しないとうプロテクトにこそ意味があるはず。

 

予防接種は儲かる

 

特にデング熱の予防接種で大きな過ちを犯してしまったフィリピン保健省の判断。

私でさえ怪しいと思ってやめたのに、なぜろくに確認もせずに児童への接種を強行したのか?

それはオカニ(お金)だ。

儲かればなんでもやるフィリピンではドクターもフィリピン政府もワクチンを学童へ導入すればぼろ儲け。

今度は「Measlesはヤバいぞ~」と騒ぎ立て、政府指導で予防接種を強制していく流れが見え見えだ。

まとめ

子供がかかる「はしか」と大人がかかる「はしか」の意味が違う。

3日麻疹という言葉がある通り、子供は発症して3日位苦しんであとは軽くなっていくというのが一般的な流れなのだが、大人がかかるとやばい。

妊娠中に罹患すると、胎児にも感染し、難聴、心奇形、白内障、小頭症、精神発達遅滞などの先天性風疹症候群(congenital rubella syndrome ; CRS)を起こし、大変なことになってしまうのだ。

いまでは予防接種で最初から防ぐのが日本のセオリーなのだが、子供のころに軽くかかってナチュラルな免疫を一生分からだに蓄えるほうがベストなのだろう。

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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