現地でウケる日本

【納得】オニツカタイガーがセブでバカ売れするたった一つの理由とは?

投稿日:2019年4月3日 更新日:

セブ島にはオニツカタイガーファンが多い

私の住むセブ島ではやたらとオニツカタイガーを履いているフィリピン人を見かける。

定番の黄色

日本に住んでいたころはオニツカタイガーなんてブランド気にしたこともなかった。

ちなみに私が日本に住んでいたころにジョギング専用シューズとして愛用していたのはアシックスのニューヨークシリーズ。

何の知識もなくいきなり適当な安物の靴を履いて始めたので、足首をはじめ色んな箇所を怪我して苦しんだ。

紆余曲折を経てたどり着いたのがアシックスだった。

もう何足履きつぶしたか覚えていないが、年に最低1足は履きつぶすペースで雨の日も雪の日も稼働させボロボロに穴が開くまで使いまくった。

オニツカタイガーは歴史的にはアシックスの前身となる初代のブランドで、一度生産が終わって休眠していたのだが、2002年からヨーロッパのレトロブームに乗って世界で再度ブレークし始めたのだった。

そういう歴史を知ってしまうと急に気になる存在となってしまったのだ。

映画「キル・ビル」の中でオニツカタイガーのTaichiを主演女優のユマ・サーマンが履いていたことから海外を中心に人気急上昇となった。

ところで、このオニツカタイガーは日本の誇る高品質ブランド。

日本の通販で買っても1万円は下らない。

しかし、セブ島でオニツカタイガーを履いているフィリピン人がやたらと多いのは確かだ。

オニチュカ タイガー

マンダウエ市のパークモールの2階は偽ブランド品のデパートだ。

うちのティムに言わせると「セブのドンキホーテ」。

ブランド物の時計、靴、バッグ、ベルト類を販売する店がぞろっと並んでいる。

日本のドンキとの違いは全てがフェイク商品であるということだ。

本物は見事に一切置いていない。

ここではオニツカタイガーのフェイクはオニチュカタイガーという名前で販売されている。

オニチュカタイガー 値切り価格1700ペソ

見た目は本物そっくりだ。

どうせ中国で作ってるのだろうが、ぜひ生産現場を見てみたい。

実はこのパークモールの2階は殆どが日本人客。

日本人は世界でも類を見ないほどのブランド好きという話だが、フェイクでも可なのだ。

こういう現場を見てしまうともうフィリピン人の事を見栄っ張りだというわけにはいかない気がする。

つまり、セブ島でやたらとよく見かけるオニツカタイガーはパークモール2階で売られているオニチュカというわけだ。

フィリピンでウケるオニツカタイガー

アシックスよりもミズノよりも日本ブランドの象徴となっているのがオニツカタイガー。

オニチュカではなく本物のオニツカは神のような存在だ。

やはり最高の一足はこのモデルだろう

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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