カルチャーショック

【2019年統計発表】セブ在住の日本人の皆さんに聞きました「電気代っていくらですか?」

投稿日:2019年4月24日 更新日:

フィリピンは物価が安いのではない

フィリピンは物価が安い国というイメージがあるが、実際暮らしてみるととんでもない。

リタイヤメントで移住した日本人の多くが3年以内に日本に戻ってしまう現実。

物価急上昇中

実際フィリピンの庶民は月収4万円前後で生活しているので、まるで物価が安いと思われやすいが、そこが最初のワナだ。

さらに、フィリピンの物価は毎年右肩上がりで、実際に生活してみると日本と同じかそれ以上に生活費がかかってしまう。

実は物価が安いのではなく、フィリピン人の生活水準がとてつもなく低いだけなのだ。

たとえば、日本でもエアコンなしで、六畳一間に4、5人タコ部屋状態で住み、食事も一汁三菜というバランスは丸無視して、フィリピンスタイルでひたすら大盛りライスと塩辛いフライドチキンだけ食って最後はコーラで流し込むという生活スタイルを行えば生活費は限りなくフィリピンに近くなるだろう。

とても普通に日本人が生活できるレベルではない。

生活レベルの低さのみならず、重篤な病気になったらもう死ぬしかないというまるで縄文時代のような生活なのだ。

電気代がアジアで2番目に高い!!

低収入の生活で最も痛いのが電気代。

2018年の調査ではアジアで2番目に高く、東南アジアで一番高いという結果が出ている。

  1. 日本
  2. フィリピン
  3. シンガポール
  4. 香港
  5. タイ

アジアで2番目に電気代が高い

Average electricity price in PHL 2nd highest in Asia–think tank

フィリピンはGDPで見ると5カ国中ぶっちぎり最下位の国なのに電気代だけは先進国であるシンガポールよりも高いのだ。

しかも停電だらけで安定供給されない低質なサービスでこの単価はまさに独占資本家の言いなり状態。

在セブ日本人の電気代

Wさん 4000ペソ/月 コンド(24時間エアコン稼働)

Mさん 8000ペソ/月 一軒家だが6畳程度の部屋のみ(24時間エアコン稼働)

Sさん 600ペソ/月(エアコン稼働なし)
Sさん 2000ペソ/月(夜間のみエアコン稼働)

Tさん 2000ペソ/月(エアコン稼働なし)
Tさん 5000ペソ/月(夜間のみエアコン稼働)
Tさん 7000ペソ/月(親戚滞在時)

Hさん 1000ペソ/月(エアコン稼働なし)
Hさん 2000ペソ/月(夜間のみエアコン稼働)
Hさん 2000ペソ/月(夜間のみエアコン稼働)

Kさん 1500~2000ペソ/月(エアコン時々稼働)

Enoさん 3200ペソ

Tさん 5000~8000ペソ/月

Sさん 15000ペソ/月(温水シャワーヒーター稼働)
Sさん 10000ペソ/月(温水シャワーヒーターなし)

月額平均電気代

約4000ペソ(8800円)

セブの生活費がけして安くないのが分かる統計だ。

エアコンと温水ヒーター

独身中年のSさんのように男やもめで日中だれも家に誰もいないケースは月額1000ペソを切ることも可能だが、家に奥さんや彼女がいてエアコンの効いた部屋でほぼ一日中youtubeやNetflixを見て過ごしている場合は最低でも4000ペソ~5000ペソはかかると思われる。

南国生活で欠かせないのがエアコンの存在だが、エアコンを稼働させるかどうかが電気代を大きく左右するカギとなっている。

もう一つの隠れキャラがこれ。

温水ヒーター

日本では必然的にシャワーをひねるとお湯が出てくるが、フィリピンは普通に水だ。

だからお湯のシャワーを浴びること自体、フィリピンではとびきりの贅沢スタイルだと言える。

お湯はガスではなく基本的に電気式のヒーターなので電気代が高いフィリピンではコストが洒落にならない。

温水ヒーターを以前住んでいた所では使っていたが、今の住まいではシャワールームにコンセントが無いので工事を依頼しなければならず、面倒臭いので何年も放置中。

従って何年間も水シャワーで修行生活を送っているが、雨の日や早朝などは飛び上がりそうになる。

流石に体調が悪い時は熱湯をバケツに注いでぬるま湯を作りそれを頭からかぶったりしているが、温水ヒーターが無い分電気代が平均より安いのかもしれない。

エアコン買い替え

よくある比較グラフが10年前のエアコンと最新のものを比べてどれくらいの電気代節約になるのかという比較実験だが、どれも10~15%の電気代削減と表示されている。

仮に15%の電気代が削減されるとして、月に5000ペソの電気料金がかかっている家庭では月額750ペソの節約となり、年間で9000ペソの削減となる。

日立のインバーター埋め込み式の場合25000ペソなので3年以内で元が取れてしまう。

フィリピン人の場合デフォルトで17度の極寒状態にセットするのが大好きなのだが、極力エアコンの省エネモード機能を使うようにトレーニングすれば電気代だけで年間1万ペソ以上の削減も可能である。

専門業者の人に聞いたところ、古いエアコンを使い続けるより、最新式のインバーター式エアコンに買い替えた方が浮いた電気代で短期間で基がとれるらしい。

2019年最高の省エネ 年間電気料金 25,866円

三菱電機 霧ヶ峰 FZシリーズ 詳細スペック

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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