カルチャーショック

【500世帯消失】被災ガールズの笑顔が印象的|避難所の方が快適というフィリピンの皮肉

投稿日:2019年6月30日 更新日:

500戸消失

2019年6月27日未明に発生したマンダウエ市バランガイティポロ大火事で多くの人が焼け出された。

ここはサンミゲルビール工場からパークモールへ抜ける道沿いにあった一種のスラム街だった。

消防署が発表している出火の原因は携帯の過充電で発火し衣類に燃え移ったということだが、非科学的なフィリピンで一体どうやって全てが焼失した後に原因を特定できたのだろうか?

スラムが燃えるたびに立ち退き促進の火付けという噂が絶えない。

まるで出土した古墳を思わせる焼け跡

500戸が焼失し、ブロックだけが残る

皮肉にも焼け跡が近所の給水所となっている

焼け跡で食事

ファイアーウォールで難を逃れた倉庫

異臭を放つドブ川に守られた左の集落

住民はどこへ?

現場からほど近いマンダウエ市のコンベンションセンター跡地が避難所として開放された。

パークモール側からの様子

寄付を募集中

仮設住宅の準備を待つ人々

一種の街になっている

商魂たくましくサリサリストアーを準備中

FREE LEGAL CONSULTATION (無料相談所)

ここでの生活が既にスタートしている

地球が子供の遊び場

トライシクルが走り回る

悲壮感の欠片もない被災ガールズ

まとめ

避難所に行くと分かるのだが、そこに悲壮感は全く見られない。

もともとの生活レベルが避難所以下という環境で、すぐ隣に異臭放つトイレ兼ゴミ箱代わりのドブ川がある。

かえって新しい避難所の方が清潔で快適そうにさえ見える。

その皮肉さはフィリピン全体に言えることで、例えば日本人のボランティア団体が必ず行きたがるセブのタランバン地区にある某孤児院でも同じことだ。

孤児院の中の子供達の方が付近の一般庶民の子供達よりも格段に快適で質の高い生活をしているという皮肉に気づいてしまう。

火事で焼け出された人々といえば、悲劇的で悲壮感でいっぱいのイメージだが、フィリピンの場合、かってこちらが元気を貰ってしまうような元気な避難所生活。

私の座右の銘でもある「失う物がない人が一番強い」と思える瞬間だ。

寄付受付中!

Barangay Tipolo 

電話番号:(032) 345 4200

 

フィリピンの場合、役所へ寄付を持って行くとそれが被災者へきちんと渡るかどうか不安だ。

避難所の寄付集積所へ直接持ち込んだ方が良い気がする。

避難所はマンダウエ市のパークモールのすぐ側。

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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