カルチャーショック

【フィリピンVSインド】トイレ処理:素手で触る国対決|握手するとしたらどっちがヤバい?

投稿日:2019年11月12日 更新日:

インド人の手

有名な話として、インド人とは左手で握手をしてはいけないといわれる。

通説によるとインドでは排便のあと、トイレットペーパーではなく左手で拭くルールがあると言われている。

私はそれを初めて聞いた瞬間、その現場を想像し、鳥肌とともに戦慄を覚えた。

人間の所業とは思えぬワイルドさだ。

葉っぱで拭くとか、他に方法はないのだろうか?

手で拭いた日には間違いなく爪の間にめり込んで取れなくなる。

インド人は肌の色が黒いから付着物があっても目立たないという補足説明があったが、そんな問題じゃないだろう???

しかし、状況を調べてみると、実際は手で拭くのではなく、右手で水をかけて左手でバシャバシャ洗うようだ。

ヒンズー教

インドには全てのものがあると言われるくらい奥深い国だ。

仏教もインドで生まれ、中国文化もインドをルーツとするものが多々ある。

現インドでマジョリティを占める宗教であるヒンズー教では左手を不浄の対象であり、右手は神々の祝福を受けている聖なる対象とされている。

だから左手で物を渡したり、握手することは失礼な行為に相当する。

セブにもインド人が結構いるので気を付けたい。

聞くところによると、左利きの人も不便ながらも極力このルールに従っているとか。

フィリピン人の手

ところで、トイレの処理方法に関しては世の中インドの事ばかりがクローズアップされ、フィリピンのトイレ事情については有名ではない。

実はトイレ事情に関してはインドと全く同じで、排便終了時にトイレットペーパーを使わず素手での処理となる。

便所に水の入ったバケツとカボと呼ばれる柄杓があり、尻の付近に水をかけながら反対側の手で洗うのだ。

ここで問題は、インドのように右手でご飯を食べて、左手で汚いことを引き受けるという明確なルールがないということだ。

昔、フィリピンのローカルトイレの使い方の説明をしてくれたアイアン君は、後から石鹸で手をゴシゴシ手を洗うので多少触ってもダイジュブだと言っていたが、実際トイレから出てきて石鹸で手を洗っている人なんて見たことがない。

だから、フィリピン人の場合、どちらの手で弄ったのか分からないので非常にスリリングだ。

キリスト教

キリスト教では左手に対しての禁忌の念を持っている。

「悪魔は左手に宿り、病気も左手からやってくる」とさえ言われている。

宗教画に出てくる悪魔は左利きが多く、KTVでも左利きの人は小悪魔と言われたり、魔女として指名ランキング上位に君臨し、戦闘力のないハポンの生き血を吸っているのだ。

フィリピン人はわりと左利きが多いのだが、キリスト教徒が9割以上を占めるわりに左利きにたいする宗教的なバッシングを聞かない。

まとめ

インドばかりが有名な不浄の手だが、フィリピンの手についてもう少し有名にしなければならないと思いながら生活している。

私はあまりトイレ事情について日本人と情報共有を行わないのだが、実際フィリピン在住者は何割位の人がフィリピンスタイルでトイレの後始末をしているのだろうか?

最初は物凄い罪悪感があったが、慣れてしまえばこっちのもの。

手は石鹸をつけて入念に洗うのでダイジュブ。

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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