フィリピンの日系企業あるある
フィリピンにある日本人経営の会社もピンキリで、小さな飲食店から巨大な造船所まで様々だ。
しかし、私がフィリピンで生活して実際見てきた中で言えるのは、公私混同率が高い。
フィリピン人が好きな経営者にありがちなのだが、トップが現場のマネージャーをすっ飛ばして指導と称してお気に入りのワーカーに接触しようとする。
たとえば下のアニメGIFで言えば、エロカーネルおじさんが目当てのくびれ巨乳スタッフへ直接指示を出すシーン。
当然、くびれ巨乳スタッフをはじめ、その周りのワーカー達はマネージャの言うことを聞かなくなる。
結局業績はいつまで経っても伸びず撤退となってしまうのだ。
もちろん、エロカーネルおじさんの会社なので好き勝手やったらいいのだが、中間管理職の機能を奪う公私混同経営者が多いのは確か。
私はその昔日本でキャバクラ店を2店舗運営していたのだが、某カリスマ師匠から業界へ入る前にレクチャーを受けたのがまさにこの事だった。
「ボサツ、お前絶対店の女に手を出すなよ」
「それも絶対ダメだ」
「直接指導とかすんなよ店長にさせろ」
師匠の言うとおり、経営者が店の女に手を出したりした店はほぼ消えた。
経営者は最も孤独な存在であるべきで、一緒に飯を食うなどもってのほか。
立場の差をはっきりと確立しなければならないのだ。
それはやたら威張り散らすのとは次元が違う。
フィリピン人好きで起業したりすると、エロカーネルおじさんのように公私混同パラダイスとなり、組織の統制は永久に不可能。
そんな企業が繁栄するほど甘くない。
昨日のブログ記事に関係する話題でした。
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