セブ在住者にとって頭が痛いのが日々の渋滞。
ブログで何度このフレーズを書いたか分からないくらい深刻な問題なのだ。
朝夕の通勤ラッシュ時間に限らず、真昼間でも歩いた方が早いほどの渋滞が市街地のあちこちで日常化している。
2年前に車からバイク生活に切り替えてから圧倒的に移動が楽になった。
渋滞とは縁が切れたと言いたいところだが、今年に入ってからバイクがすり抜けられないほどの渋滞が頻繁に起きるようになってきた。
ルールのないセブでは2車線の道路を勝手に4台で横並びしたりするので路肩にスペースがなくすり抜けることが困難となる。
異常気象をすっかり異常とさえ言わなくなった近年、南国セブではまるで遠赤焙煎されているような気温の中バイクに乗ると全身が溶けてしまいそうだが、意外と走行中は風がダイレクトに当たるので熱さを感じない。
一旦信号待ちの間や渋滞にハマると途端に灼熱地獄となる。
先日、そんな身動きできない憂鬱な時間を過ごしていたところ、歩道をスイスイと移動する物体が周辺視野で捉えられた。電動キックボードだ!!
頭の中で大きくドラが鳴った。
私は清々しい敗北感を感じながらも悠々と走り去る電動キックボードを見送った。
断捨離精神に目覚め、めったに他人が使っているものを欲しいと思わなくなっていたはずなのだが、渋滞地獄の中で垣間見た神々しい姿に心が震えた。
セブで実用的な移動手段はバイクが頂点だったのだが、あの電動キックボードを見てからは、あれこそ路上のキングだと確信した。
アメリカの事情
アメリカの多くの都市で今、「電動キックスケーター」のシェアリングサービスが人気だ。現地では「スクーター」とも呼ばれている。ブームが本格化したのは半年ほど前だ。
この記事によると、やはりこのブームの背景は交通渋滞の悪化だということだ。
「より多くの人々が、短時間で環境に負担をかけずに都市の中を移動するには、自転車専用道路(を走る電動スケーター)が最も有望だ」
シェアリングサービスでは基本料金は1ドルで、1分につき15セントの使用料。
マニラで始まっている
配車サービス”Grab”を提供するGrab Philippinesは、フォートボニファシオで電動キックボードのレンタルサービスを開始しました。現在はアップタウンエリアのみで提供していますが、将来的にはメトロマニラ内の他のセントラルビジネス地区でも利用可能になるとのこと。
そのうちセブにもこのサービスが導入されるのかもしれないが、他人と自分の物の区別が薄いフィリピンでは借りたものを返すという文化がない。
返却されるべきキックボードは闇の業者が買い取り、魔改造してLAZADAとかで転売される可能性が高い。
このグラブフィリピンの新サービスがフィリピンというタフな環境でどこまでシェアリングシステムを維持できるのだろうか?
セブでこのアイテムを手に入れるにはやはり必殺のLAZADAだろう。
Electric scooter(エレクトリックスクーター)とキーワードを入れてみると続々と出て来た。
日本のオンラインサイトで売られているのとほぼ同じ値段だ。
値ごろ感が分からないのでこれが高いのか安いのかは分からないが、電動アイテムをLAZADAで買うのが怖い。。。
もしセブで乗っている奴を見かけたらぜひレビューを聞いてみることにしよう。
追伸
セブの場合、その辺に置いておくと200%持って行かれるので、折り畳み式で持ち歩けるタイプがあればベストだ。
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