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セブ島でコロナになったら終わり
昨夜とつぜん軽い下痢の症状に見舞われた。
生きていればその程度のことなど日常茶飯事なシーンのはず。
しかし、今朝起きるといつもと体の調子が明らかに違う。
体がなんとなく火照った感じで若干鼻水が出ているのだ。
風邪かな？
今までの自分だったらこの時点で大喜び。
私は13年間のフィリピン生活でなんと4回もデング熱にかかってしまったのだ。（普通1回か多くて2回）
しかし、今朝の私の心境はこれまでと異なり一瞬で戦慄が走った。
日本でもコロナに感染するともちろん残念な人扱いされるのだろうが、フィリピンの場合そんなもんでは済まない。
「悪かろうでも高かろう」の象徴ともいえる高額な医療費が不安の筆頭に来る。
そして低い生存率のデータもズシリと重い気分に浸らせてくれるのだ。
#Covid19 cases in the Philippines as of June 9, 2020. pic.twitter.com/3cabY17TSg
— SunStar Philippines (@sunstaronline) June 9, 2020
フィリピンの医療技術や施設は前時代的であり、日本なら入院の必要のない日帰り盲腸の手術でも切腹に失敗したような傷跡が残ることもある。
「医者が俺の腹切ったあとに盲腸の場所を探しよるんですわ。そして見てくださいこの傷跡の長さ」
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盲腸の場所が分からないフィリピンドクター
15日の給料＆ボーナス支給を終え、ますます狂気の渋滞がヒートアップするセブの街。 出来れば外出したくなかと ...
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悪魔のチャリのオーナーである伝説のF氏は苦笑いしながら傷跡を見せてくれた。
殺しても死ななそうなF氏だから笑い話で済ませられるが、生命力の弱い私ならとっくにサンタマリアになっている場面。
フィリピン生活最大のリスクは医療
そして入院費が半端ない！！
https://t.co/vgtcawa0gw
【フィリピンの医療まとめ】
おまたせしました。フィリピン移住ご希望の方から100%必ずされる質問「フィリピンの医療ってどうですか？」
というご疑問。ついにお答えします。
☑病院のシステム
☑国民健康保険
☑医療の概要
☑民間の保険
☑移住者のための保険
などなど😌😌 pic.twitter.com/HuwFsfb7De— アキラ先輩🇵🇭3万登録YouTuber (@phtuber) June 5, 2020
コロナで入院した場合フィリピンでは2週間の入院でなんと300万円近い請求が来ることもある。
ここの病院は完全に大阪商人で、相手が富裕層や外国人だと容赦なく高額請求をふっかけてくる可能性がある。
これはレアなケースだが、元有名国会議員がコロナで一月ほど入院したのちに死亡した。
その後なんと遺族に800万ぺそ（1600万円）の請求書がきたというニュースはかなり衝撃的だった。
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【恐ろしい事実】フィリピンでコロナ入院し死亡｜800万ペソ（1600万円）の請求額
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ただの風邪だといいのだが、コロナっぽい症状が出るたびに深刻に捉えてしまう俺のセブ島生活。
生活において、食事、居住空間、娯楽はオカニ（金）さえガッツリ出せば日本人でもある程度満足できるレベルに持って行くことは可能だが、医療だけはアウト。
高級病院と呼ばれるところもあるにはあるが、こればかりはフィリピンという国の限界が歴然とする場面だ。
移住やロングステイを検討している方の参考になれば幸いだ。
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