カルチャーショック コロナ帰国後の生活 日本vsフィリピン

日本上陸記念第一弾(福岡会場)を終えて【モトボサツを囲む会】の秘められた目的とは?

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2013年~2016年 モトボサツ勝手にブログセブ島編 カテゴリー別

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【シーズン1】モトボサツ勝手にブログセブ島編|カテゴリー別記事

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第一回モトボサツセミナー福岡会場を終えて

モトボサツセミナー。

15名定員。

突然のコロナ緊急事態宣言発令で集まる事にいささかの不安はあったが遠方からはるばる来ていただき、また仕事の予定を調整していただき、一期一会の会を敢行することができた。

お集まり頂いた方、そしてお助け頂いた方へここで感謝の意を表明させていただきたい。

しかし、タイトルだけ見るとセミナー主である私が参加者へ有益な情報を提供するイベントのようだが、私としての本音は少し違った。

2ヶ月前に日本へコロナ帰国した私はいろんな人に助けて貰いなんとか今があるとしみじみと自覚しながら生活している。

コロナ帰国に際し、住所不定無職という危うい環境へ身を投じることになる。

日本にも友人知人と呼べる人はいたが、人に助けを求めることにためらいがあった。

フィリピンに長年住みながらも根本的な部分はどこまで行っても日本人なのだ。

もともと友人が少ないタイプだった。

自己完結型のAB型。

27歳で結婚し家族ができた。

別の自分の一面を見出し自己満足していた。

しかし、16年前、突然バツイチとなってしまったが、その現実を受け入れる勇気がなかった。

ファミリーのいる場所や一人でスーパーに買い物へ出かけることを避け、コンビニでおにぎりやサンドイッチを買いアミーゴ(スバルサンバー)の中でこっそり食べる生活。

そんなさすらいボサツの生活の中で突然現れたフィリピーナ。

元カノTという名前で記事中に時々登場するあの人だ。

一人で過す時間が減り、いつしか別の自分らしさを再形成していった。

そしてフィリピンへ移住。

自分の人生の最大の変化は他人に甘える能力が身についたことだった。

フィリピン女性は年齢関係なく「マ〜ム」と甘えた声で呼ばれるととても感じる。

そして母性を全開にして助けてくれる。

えこひいきを受けることがフィリピンで生きて行くためのすべなのだ。

この猿芝居劇場がいつしか人生の自己満足感さえも高めていった。

しかし、日本へ戻り、また元の孤独な引きこもり気質の自分へ逆戻り。

フィリピン人には甘える事ができるのになぜ日本人相手だとできないのか?

誰かに甘えることがタブーとされる日本人社会。

オンライン上で何かを質問した人が「自分でググれボケカス!」と叱咤される様子を頻繁に見かける。

孤独死列島の裏舞台だ。

 

 

モトボサツを囲む会をきっかけにぜひ日本でもお互いに甘えられる日本離れした関係性を見つけていきたいと思った。

 

さて、第二弾はどこでやろうかな?

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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