コロナ帰国後の生活

リアル孤独のグルメ|家族のために買った「Go To Eatチケット」を独りで使う虚しさ

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O師匠
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2013年~2016年 モトボサツ勝手にブログセブ島編 カテゴリー別

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【シーズン1】モトボサツ勝手にブログセブ島編|カテゴリー別記事

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家族のために買ったGotoEatチケットの期限が到来する

 

私が日本へ帰国した時にY師匠がこういった。

 

「ボサツさん、Go To Eatのチケットお得だよ」

モトボサツ
お得?

 

あの当時、私は「お得」という言葉に対し非常に過敏になっていた。

コロナ救済手当として一律10万円が配布された際、私は海外在住だったという理由で1円も貰っていない。

そこは納税していないので仕方がないと勝手に割り切っていたものの、Go To トラベルも含め、これまでの人生で全く日本の救済措置の恩恵にあやかったことがないのだ。

昔、地域振興券というものが発行された際も年よりか子供のいる家庭限定だった。

過去にそれなりの額を納税していたという自負はある。

日本はそんな俺を助けてくれないのか?

お得なGotoEatチケット。

8000円のチケットで1万円分の外食ができる。

ちょうど家族が日本へ来た時に何か美味しい物でも食べさせたいと言う思いが頭をよぎった。

本来3月末までだった外食産業ブーストキャンペーンが6月末まで延長されたとか。

5月にはきっと家族が日本へ入国できているであろうととタカをくくり、ちょっと奮発して2万円分申込んだ。

Go to eat 福岡の公式ページを見るとネット予約しファミリーマートで現物を入手せよと書いてあり、その作業が私にとって記念すべき初のイベントとなったのだ。

ところがどっこい、在留許可認定証明を受けるのに一波乱あり、更にコロナ、更に福岡県は緊急事態宣言を頻繁に発令。

そのダブルパンチでティムの日本行きのVISAの発給が通常よりも大幅に遅れる(申請から1ヵ月程度)と言われ、噂によると発給自体が停止しているという暗い情報が飛び交っている。

懐の中で温めているGo to eat チケットの消費期限だけが着々と迫っている状況だ。

 

モトボサツ
独りで食って写真だけ送るか
ティム
余計なことしないで(怒

 

1000円券が20枚もある。

お釣りが出ないので1000円以上の物を食べなければならないという逆縛りが妙に嬉しいではないか。

 

 

これまで5回使ったのだが、せっかくなので独断と偏見たっぷりの食レポをしておきたい。

 

使った店一覧

くら寿司

ちょうど1000円を超えそうな食べ物として思いついたのが回転寿司。

そこで公式ページの店舗一覧から寿司というカテゴリーで抽出し出てきた最寄りの回転すし店が「くら寿司」だった。

寿司が流れてくるベルトコンベアが二段式になっており、自分が注文したものが上段の高速レーンで運ばれてくる。

動体視力を全開にしてキャッチするのかと思いきや、ちゃんと自分の席の前でピタッと止まるハイテク日本。

これはきっと可愛いちゃんも喜ぶだろうなぁ。

そう思うとなぜか独りで食いに来てる自分の状況に切なさを覚えた。

私は200円のものを五つ食べるよりも100円のものを十個食べようと考えてしまうタイプだ。

ふふふ、根っからの貧乏性なのだろう。

ちょうど1000円分を消費する程度で興味のあるものを一通り平らげることができた。

ぜひ他の回転寿司にも挑戦してみたい。

 

 

ガスト

なんとなくパソコン作業を落ち着いてやれそうな場所として思い浮かぶのがファミレス。

最寄りのファミレスを検索したらガストが出てきたのでアクセルを吹かせた。

ファミレスの事を少々甘く見ていた。

メニューにある商品はほぼ単品で、ライスと味噌汁またはスープのセットが別途用意されている。

セットにするとそこそこの値段になってしまうというからくりだ。

そんな古典的なボッタくりシステムに少々戦慄を覚えつつも、ちょうど1000円程度で収まる組み合わせをしばし見渡した。

そして「から好し」というコラボ店の唐揚げ定食をチョイス。

世界で最も食事のマズイ国トップ10に入るフィリピンから来ると日本の飯はファミレスレベルでも超絶に美味し。

周りを少し見渡してみると私のように小型パソコンやタブレットを広げて何やら黙々と作業している人がいる。

フィリピンだとこういう所には中間層の現地人がマックブックをこれ見よがしに拡げ、ソッシャル充な顔で鎮座していることだろう。

しかし、ガストの店内は満席。

緊急事態宣言で店の営業時間は大幅に短縮されているのだが、入店者数を制限しないというリスクはあまり考えられていない気がする。

 

 

ココイチ

うちのカワイイちゃんの一番のお気に入りがココイチ。

セブ島唯一のココイチがうちの近所にあるのだが、彼女がまだ小さい頃、待っている間に塗り絵セットを渡して貰い、あの場所へ行くのが好きになったようだ。

 

 

サービスも日本とほぼ変わりなく、フィリピン離れした空間が有難かった。

さて、本家本元の日本のココイチに行ってみたい。

帰国後、行きたい店の筆頭にあっただけに、1000円チケットを使ってみた。

 

 

 

二重丸カレー

先日、バイクで福岡市西区方面を散策している時、とても懐かしい名前のある看板が視界に飛び込んで来た。

二重丸カレー!

実は、25年前、私は福岡市で新婚生活を送っていたことがある。

頭脳明晰イケメン時代?

当時は将来を嘱望された一部上場企業の若手社員として何の不自由や不満もなく意気揚々とちょっと生意気なサラリーマン生活を送っていた。

会社の借り上げ社宅として10万円までの家賃補助があった有難い時代。

福岡市の西区に新居を構え、近所にあった二重丸という店に夫婦で良く出かけたものだ。

大きな器に溢れるほど(実際溢れていた)のボリューム。

そして、図書館のような漫画の蔵書。

あの場所へ行くのがとても楽しみだった。

20年の時を経て福岡へ再び住むことになり、二重丸の事がとても気になり確認したら、その場所は潰され電気店となっていた。

当時から場所は変わったが、まだ生き残っているとはおそるべし生命力だ。

万感の思いを胸に 懐かしい二重丸へ行ってみたい。

ところで Go to eat チケットは使えるんだろうか?

確認してみたらエスニック料理というカテゴリーにしっかりその名前が掲載されていた。

想い出だけが残る年齢となった自覚。

そんな中、二重丸という看板が視界に入った時には思わず声を出しつつ二度見した。

ぜひ行きたい。

あの二重丸なのか?

私は迷わずアクセルを吹かせた。

しかし、残念ながら私の記憶の2重丸とは程遠い内容となっており内容ももココイチの方が豪華。

同時、一生懸命カレーを食べながら読んでいた漫画も今では博物館状態。

スマホに夢中で漫画を読んでいる客は1人もいない。

私の記憶に残る二重丸とは別世界となっていた。

 

 

濵かつ

福岡で見かける外食店の中で、私の中で光り輝く存在が長崎ちゃんぽんリンガーハットと濵かつだ。

どちらも長崎が誇る外食産業の雄で、濵かつは私が子供の頃からよく利用していた老舗。

チェーン店となる前は長崎の繁華街「浜の町」のど真ん中にあるとんかつ店で、ご飯がお代わり自由という夢のようなサービスだった。

食べ盛りの高校時代も小遣いを握りしめ友達とお櫃を何度も空にしつつフードファイトに挑戦した。

私の知っている名前は濵かつではなく浜勝。

Gotoeatの一覧に出てこない。

リンガーハットはあるのに濵かつがないなんてガッカリだ。

先日、濵かつの側を通り過ぎた時にその理由が分かった。

字が違う。

私は昔の名前「浜勝」と入力して検索をかけていたのだった。

そして、一覧にその名を発見。

早速アクセルを吹かせた。

ご飯を白米と麦飯から選べ、味噌汁も白と赤から選ぶことが出来る。

そしてキャベツも千切りか角切りから選べるのだ。

とどめに漬物、味噌汁、ご飯、キャベツをお代わり自由というこちらが心配になるほどの超絶サービス。

しかもお代わりの際にはご飯やみそ汁のチョイスを変える事も出来る。

今まで使ったGotoeat店の中ではダントツの満足度。

 

 

あとがき

まだGotoeatチケットが15000円分あるので、モトボサツ版「孤独のグルメ」シリーズは続く。

私の食レポがどなたかのお役に立てたら幸いだ。

おすすめの店があればぜひコメント欄へお願いします。

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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