ブース店の覇者
いつ見ても行列の途絶えない店として有名なこのMoshi Manju。
昔はこのブースの中にミニ工場があって、ここで饅頭をどんどん作り出すというエキジビジョン的な売り方をしていた。
しかし、フィリピンの機械はなんでもすぐ壊れるので現場で機械が死んだら即アウトだ。
いつの間にか現場で機械を動かすのはやめて、あらかじめ大型のタッパーに入れて現場で箱詰めして販売するというやり方に代わっていた。
この店はSMシティに2店舗あるのだが、関係者によるとブース販売店の中ではトップセールスらしい。
無駄に10名ほどのスタッフを常に抱えているフィリピンレストランのように妙な固定費もかからない。
目をひいたのは、赤い服を着た女性の動きがめずらしく熟練していたことだった。
まるでマジシャンのような素早いスピードでタッパーから箱へ詰め込む。
スマホをいじる暇もなく、この作業を毎日毎日続けることによって職人となるのだろう。
人間からAIへ変わっている世の中で機械から人間へと逆行するがなんともフィリピンらしい。
メニューは一つだけ
たしか以前はキャラメルとチョコの2種類から選択できたのだが、いつの間にかチョコだけになっている。
複雑化した途端に破綻するフィリピンではシンプル路線を突っ走った方が間違いない。
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100ペソ以内で24個も買えるのが魅力
- 4個 18ペソ
- 8個 35ペソ
- 15個 60ペソ
- 24個 92ペソ
インプレッション
とりあえず15個入り(60ペソ)を買ってみた。
しかし、あれ、これどこかで食べたことがあるような。。。
広島の「もみじ饅頭」のチョコ味にそっくりだ。
和風なのにコリアンケーキ
「モシ饅頭」なんて和風の名前をつけて人形焼きのような外観で、さらに食べてみたら「もみじ饅頭」。
しかし、パッケージにはKOREAN CAKEと堂々と書いてあるのだ。
まあ、そこに並んでいるフィリピン人達はきっと日本と韓国の違いすらあまり気にならないだろう。
コリアンという文字をマジックで消してセブ土産にいかがですか?
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