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常備薬の危険性
日本人にとって最も有名な解熱剤といえばバファリン。
その次がイブかな?
私は昔から王様級の頭痛持ちだったので、バファリンとはもう大の親友なのだ。
実はフィリピン生活12年間の間でなんと4回もデング熱になったのだが、そんな奇特な人はフィリピン中探しても私しかいないという噂。
だいたい2回か本当に3回止まりなのだ。
最初のデング熱ではきっと風邪か一過性の頭痛と発熱だと思っていたので日本から持って来たバファリンを常用していた。
しかし、2年前、4度目のデング熱で入院した際にバファリンを服用すると症状が悪化するという恐ろしい情報を聞いてしまったのだった。
俺はフィリピンでデングに4回もかかってしまった変態なのだが、熱が出たときにバファリンは服用してはいけないと後から知った。症状が劇的にヤバかったのはバファリンとのマッチングだった気がする。フィリピンでの発熱の際にはお気をつけて!!
— モト ボサツさん【ストリート系ブロガー】 (@motobosa02) November 16, 2019
デング熱の際バファリンを飲んではいけない理由
デング熱の際、バファリンに含まれるアセチルサリチル酸(アスピリン)、イブプロフェン、ロキソニン入りの薬を飲んではいけない。
デング熱の最大の危険性は血小板の値の低下による出血。
市販薬に含まれる成分には血液を固まりにくくする作用があり、デング熱の症状における出血の危険性を一段と高めてしまうのだ。
注意ポイント
・バファリンA アスピリン
・バファリンEX ロキソプロフェンナトリウム
・バファリンプレミアム イブプロフェン・アセトアミノフェン
総合感冒薬も上記成分が含まれている可能性があるので、デング熱と知らずに迂闊に服用すると危ない。
一般的なデング熱症状
【潜伏期間:蚊にさされてから発症するまで】
2~15日(多くは3~7日)
【症状一覧】
急な発熱(38 ~40℃)、頭痛、関節痛、筋肉痛、目の奥の痛み、倦怠感
【途中経過】
赤い発疹
【さらに1週間程度で症状が消失】
※患者の一部に出血症状を発症することがあり、体の細かい点状出血、鼻出血、歯肉からの出血、生理出血の過多が現れることもある。
※胸やお腹に水が溜まることもあり、出血と共に危険な状態。
私の症状
2年前にデング熱にかかり10日間セブ島のUCMedに入院したのだが、その際の症状が一番つらかった。
私の場合一般的なデング熱症状に入っていないものがある。
下痢と吐き気を伴う食欲不振。
特に味覚障害ともいえるほど食べ物の味がしない。
まるで砂でも食べているような感じとなり、何も喉を通らないのでどんどん衰弱して行った。
匂いもダメだった。
とくに食べ物の匂いだけでなくコーヒーの匂いもアウト。
頭痛と発熱ばかりクローズアップされるデング熱の症状だが、下痢、吐き気、味覚障害という症状も出た。
これは4つあるデングウイルスによって症状の出方が異なるのかもしれない。
頭痛も一般に言われているような目の奥の痛みではなく、後頭部の一か所(首と頭の付け根の少し上)と側頭部前方の具体的な一か所がそれぞれ鋭く痛み続けた。
これは一番初期症状として現れ、退院する直前まで続いたのだった。
そして写真にもあるように赤い発疹ではなく、体中がまるで霜焼けのように赤く腫れた。
最も恐ろしかったのが、途中から出て来た呼吸パニック。
息をどんなに吸っても酸素が体の中へ入って行かないような感じがして恐怖感に襲われパニックになった。
ドクターに聞いたら呼吸パニックを起こすケースも割とあるということだった。
まとめ
フィリピンで生活していると熱が出たり頭痛がすることは日常的にあるのだが、それがデング熱によるものなのかどうかは分からない。
発疹が出ていないからデングじゃないと言っているケースをよく見かけるが、私の場合、3回目までは発疹は出なかった。
風邪か消化系の疾患だと思っていたらデング熱だったというオチも結構あるので、フィリピンでは安易に市販の頭痛薬や総合感冒薬を服用するのは避けた方が良さそうだ。
現地の病院ではアセトアミノフェン(フィリピンではパラセタモール)が使用されており、頭痛や発熱の際にはこれを購入して服用するようにしたい。
この情報がお役に立てたら幸いです。
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