今ではすっかりフィリピン英語留学のメッカとなったセブだが、英語よりビサヤ語覚えた方が楽しく生活できる。
これはフィリピン人がそう言っているので間違いないだろう。
先日某所でこんな話を聞いた。
「君たち社内だけでも英語会話に統一したらどう?」
「もちろんそれも可能だけど、英語だと本音で話せないからね。。。」
もちろん英語ネイティブではないので現地語の方が楽だ。
しかし、その技能的な側面よりもマインドに依る所の方が大きいのだろう。
私自身経験している事だが、英語を話す時は英語人になり、ビサヤ語を話す時はビサヤ人に切り替わる。
もちろんビサヤ語モードの方がお気楽極楽!
しかし脈略も無く突然英語を話しだす。
そのことがフィリピンに上陸したばかりの頃物凄く不可解だった。
なんでさっきまで現地語で話しまくってたくせにこの場面だけ突然英語なのだろう??
そのスイッチ基準は一体何なのだろうか?
フィリピン人に聞いてもまともな答えが返って来る気がしないので勝手に分析してみた。
フィリピン人はプライドが高いという定評がある。
彼等の取説の筆頭に来るのがけして人前で怒ってはいけないという事。
恰好悪い事は大嫌い。
ひょっとして日本人以上に人目を気にしているのかもしれない。
だから超見栄っ張り。
やたらと他人の着ている服に着目する。
「そのラコステのシャツって本物?」
「いや。。。パークモール(汗」
ジャングル生活時代、皆でSMへ出かける時タンクトップ、短パン、サンダルという恰好で出かけようとしたら元カノ●のお母さんから呆れた顔をされた。
「アンタその恰好でSM行くの?」
他の奴等はまるで七五三のような不自然な恰好をしている。。。
オイオイ普段ホボタナン(全裸)のくせに何をいまさら。。。
SMとか行く時はちゃんとよそ行きの恰好をしなければならないのだ。
相手に舐められないようにMAXに虚勢を張るマインド。
フィリピンでは英語力がその人の教養や生活レベルを表す基準となっている。
英語を突然話し出す理由も全てはそこに帰結するようだ。
しかし見栄を張らないで良い本音の間柄にはやはりビサヤ語の方が良い。
僭越ながらビサヤ語に関する予備知識として独断と偏見を語らせてもらった。
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