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お一人様5パックまで
コロナで世間が騒ぎ始めてから色んな都市伝説が生まれ、そのたびに特定の商品の買い占めも発生した。
マスクや消毒液は定番だが、日本ではトイレットペーパーが品切れ続出というニュースもあった。
フィリピンでは当初バナナが急に品薄になったのを覚えている。
SNS命の国では噂の広がり方が半端ない！！
誰かがどこかでバナナがコロナ予防に有効だと聞きつけて発信すれば、瞬く間に全国区の噂となりショッピングラッシュとなるのだ。
最近よく見かけるのがヤクルトの品薄状態。
商品が入荷されてもお一人様３パックや5パックまでという貼り紙がされていることがある。
ボサツイッターより
【コロナの謎】
フィリピン🇵🇭ではヤクルトの買い占めを懸念
お一人様限定3パックまたは5パックまでという表示が定番化#コロナ感染予防に有効なのかな#カワイイちゃん https://t.co/RJl2LvyWgt pic.twitter.com/WuWqlcd417— モト ボサツさん＠子供と成長中 (@motobosa02) May 15, 2020
ティムに聞いてみた
貼り紙すると危機感や希少感が煽られ、購買意欲に火が付くのは心理的にとても分かる。
ひょっとしてそういうやり口なのか？
都市伝説の出どころ
フィリピンでヤクルトが品薄の原因はきっと誰かがヤクルトまたは乳酸菌がコロナに効くという情報を発信し火が付いているに違いないと直感した。
しかし、ネットで調べてみたが、さすが世界のヤクルトだ。
ヤクルトがコロナに効くなんて炎上しやすい事など一言も出て来ない。。。
出てくるのはプロ野球の選手の感染防止用にオゾン装置を練習部屋に置いたとか、コロナ期間のお客様の対応方法等ばかり。
世間に対する受身一辺倒なのはさすが日系企業丸出しな感じだ。
以前インフルエンザ予防に効くという情報を出していたらしいが、いつのまにか削除されているという報告もある。
そして、ついに怪しい情報をキャッチした。
先日、元大学の教え子から突然フェイスブックのメッセンジャーでチャットメッセージが入って来た。
ぶっちゃけ、この時期に普段付き合いのないフィリピン人から連絡が来ると例の「オカニ貸して」と言われるのかドキっとしてしまう。
やはり都市伝説の発生しやすいフィリピンではヤクルトはコロナに効くという情報がどこからともなく広まっているようだ。
一般庶民のフィリピン人が日本に抱くイメージは、「国ごとリッチ」「清潔」「健康」が三大特徴。
日本人が普段口にしている物を食べれば健康になると短絡的に思うのだ。
ここは売り方にもよるが、日本らしさを売っていくときの念頭として外せない点だと考える。
アビガン＆ヤクルトのパッケージ輸出作戦。
今がチャンス！？
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