毎月1回セブのフィリピン人の日本語教師を中心にグループミーティングが行われている。
毎回プレゼンテイターが強引に決められ次回の生贄が決まる。
日本語についてプレゼンすれば何でも良い感じだ。
内容より発表する事自体が大切!
今月はモトボサツに白羽の矢が刺さった・・・
最初文法をやってくれと言われたが、それは止めた。
なぜなら文法は嫌という程教科書で勉強できるし、youtube探してもワンサカ出てくる。
私は私しか伝えられない事を探したいと生意気な事を考えた。
オーディエンスは日本人3名、その他大勢フィリピン人という具合。
まず序論として、いわゆる話し方講座のような内容を8つ箇条書きに抜き出し、大学での経験を元にどうやって恋愛以外興味の無い大学生のアテンションを獲得するか。
そういった話から入ってみた。
特にフィリピンは序論でのアナウンスが無くいきなり各論からブアーっと話始める傾向にある。
話の交通整理は日本語教育のみならず全体的に必要な要素だ。
それは序論的なもので、メインに伝えたかった事が他にある。
それはジェスチャー。
その昔、私は英語もビサヤ語もゼロのままセブへ上陸してしまった。
唯一仲良くなれるのはコミュニケーションに言葉の要らない子供達だけだった。
そんな中、最初に発見したコミュニケーションツールは眉表現。
まるでアリ同士が触覚をぶつけ合って情報を伝達するように、フィリピン人同士が何やら眉を動かしあっている。
これはきっと挨拶なのだろうと自分もマネして目が合った人全員にやってみた。
それがフィリピンコミュニケーションツールの最初の第一歩だった。
しばらく眉だけで生活した。
言語学習で蔑ろにされるジェスチャー。
私は自分自身で模索した経験を元に3つの要素を統合した。
セブは今若い日本人達で溢れている。
語学学校留学やITコールセンター等が中心だと思われる。
どうやって国籍見分けるの?
「UNSAY PAGKAHIBAHO SA IYANG NATIONALITY?」
ウンサイ パグカヒバホ サ イヤン ナショナリティ?
我々が東南アジア人をみて区別がつかないように、フィリピン人からすると日本、中国、韓国人は同じ顔をしている。
ジェスチャーやね!
「GESTURE LANG」
100M先からでも日本人かどうか分かる。
なぜなら日本人は基本的に英語を話す時でも小刻みに頷きながら話し続けるから分かり易い。
そういうと非常に納得してもらえる。
切ないピアノが心に染みる?モトボサツ勝手に動画・・絶対音楽付きで観てください!
マインドとジェスチャーと言語は三位一体をなす。
ジェスチャーはマインドを示す。
その国のマインドが降りて来ないと言葉は流暢に話せない。
頷きを止めると日本語は辛い。
眉をテープで固定するとビサヤ語は辛い。
外国語を練習するときにないがしろにされるジェスチャー。
実は語学の自立神経として超大切な要素だと確信する。
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