フィリピン花形職業の闇
フィリピンで最も給料の高い花形職業の一つが「船員」だ。
現地ではシーマン(海の男)と呼ばれ大変モテる。
港港に女ありといった感じで世界中の女性とやったと豪語するフィリピン人シーマンがいた。
確かにフィリピン人が憧れるトヨタの高級4駆を乗り回し、田舎ながらも一軒家を建てていた。
奥さんもセブらしくラテン系の美人。
そういう羽振りの良い男の姿を見ると子供達はシーマンに憧れるに違いない。
今回のコロナ不況でさすがの勝ち組シーマンも仕事を失いローンが払えず家を売ろうとしていたが、そろそろ仕事が復活してきたようだ。
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しかし、給料が高い理由はそのリスクの高さ。
台風5号による船舶事故
今回の台風5号の影響でニュージーランドから中国へ家畜牛5800頭運んでいた貨物船が転覆し、43名の乗組員中1名のみが日本の海上保安部に救助された。
唯一の生存者 フィリピン人船員45歳男性 日本近海だったから日本の海上保安本部がレスキューしたけどもし事故がフィリピン海域だったら誰も助けに行ってない気がする https://t.co/xhsthGVbvq pic.twitter.com/kS9DO0NqZF
— モト ボサツさん@子供と成長中 (@motobosa02) September 4, 2020
www.washingtonpost.com10 Pocketshttps://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/cargo-ship-japan-cows-typho...https://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/cargo-ship-japan-cows-typhoon/2020/09/03/657e6682-ed8b-11ea-bd08-1b10132b458f_story.htmlメディアの報道によると、救出された男は、45歳のエドゥアルドサレノ、船の最高責任者として指名されました。彼は沿岸警備隊に、船のエンジンの1つが停止し、その後船が波に襲われ転覆し沈んだと語った。
残りの乗組員—フィリピン人38人、オーストラリア人2人、ニュージーランド人2人—は依然として行方不明で、悪天候により救助活動が妨げられている。
船は転覆していたので、ライフジャケットを着るようにというアナウンスがあり、そのとき彼はライフジャケットを着て海に飛び込んだ、と沿岸警備隊はサレノを言ったと語った。
フィリピンでの人気の職業はリスクが高い。
庶民のフィリピン人に人気の警察官もゲリラとの戦闘で命を落としたり、銃社会フィリピンでは非常に危険な職業だ。
また弁護士も頻繁に係争中の相手が放ったヒットマンにやられたりしている。
このシーマンもリスクのある仕事だが、背に腹は代えられない国の経済事情から人気は続くのだろう。
しかし、転覆したのが奄美沖で日本の海上保安部の管轄だったのが不幸中の幸いで、これがもしフィリピンの海域だと発見されていなかった気がする。
助かったフィリピン人一等航海士は本当に運がある。
他の乗組員の救助情報を待つ。
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