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トナラー文化とコロナ猛延
フィリピンといえば、コロナウイルス対策として世界最長のロックダウンを実施し、国内の経済を徹底的に壊滅させたわりに何の効果も得られずアジアでトップクラスの感染者数を出したと冷笑されてしまっている。
同じアセアン国でもベトナムはコロナ死者ゼロという素晴らしい結果を出しているのにフィリピンはなぜここまでコロナ感染が猛延してしまったのか？
それはトナラー文化が大きく起因していると考えられる。
トナラーとは
周り空いているのに、わざわざ横に来るやつだ。駐車場なら枠が空いているのに、車を停めると別の車が横に停まる。フードコートなら空いているのに、座ると横に座る。 フードコートは滅多ないと思うがの。しかし気持ち悪い。 引用元
こーんなに空いてるのに隣に止めるかね！！
心理が分からん。#BMW#トナラー pic.twitter.com/9fvGodb31X— 夜桜銀次 (@shige4283) October 15, 2020
「納車されたばかりの車でスーパーに行った時のこと。せっかくの新車に傷をつけられたくないので駐車場奥のがら空きのエリアに停めたのですが、買い物から戻ると真横によその車が停まっていたんです。荷物を積むのにもドアが開けづらいし、なぜ、あえてここに停めるのかと腹が立ちました」（埼玉県在住のA氏）
特に駐車場でよくこの問題は発生しがちだ。
一般的にはトラブルを避けるため他車との間隔を空けて駐車するのが普通だが、がら空きの駐車場内で隣にピタッと止める人がいる。
車好きの人にとっての天敵。
ドアパンチを食らってしまう戦慄が走る。
トナラーだらけのフィリピン
フィリピンでは日本の比ではないレベルでトナラー現象が発生する。
駐車場、トイレ、映画館、フードコート。
私が最初に気づいたのがトイレだった。
男子トイレは横並びに小便器がずらっと並んでいるのだが、私を含む日本人は一番端を好む人が多い。
なぜなら左右のどちらかに人が来ないという安心感が得られるからだ。
しかし、フィリピン人は他に沢山空いているのにも関わらず、わざわざ隣に来て小便をするケースが多い！！
先日、アヤラモールのフードコートを利用した際にコロナの影響でほぼ貸し切り状態だったが、ここでもトナラーが現れた。
セブ島アヤラモールの閑散とするフードコート
これだけ開いているのにわざわざ隣のテーブルに座ってくるフィリピン人 男子トイレでも同じ現象を頻繁に経験する #なんで隣にくるんだよ つめて座る教育あるの？ そういえば、日本人女性ってこの手のタイプのピノイ好きなんだよなぁ😎 #俺の調査 pic.twitter.com/tj5BHca31e— モト ボサツさん＠子供と成長中 (@motobosa02) October 21, 2020
コロナ感染防止対策としてソーシャルディスタンスが奨励されているのになぜわざわざ隣に来るのか？！
しかし、彼はまったく他意のない顔をしている。
そして黙々と自前のライスを食べ始めた。
フィリピンの場合、駐車場でもトナラー現象は盛んにみられる。
一説によると対象物がないと真っ直ぐ止められないらしい。
たしかにフィリピンには日本式の徹底した教習所がないので駐車が超下手なドライバーが多く、パーキング渋滞の原因となっている。
フィリピンでのトナラー心理
フィリピンでなぜこうもトナラーが多いのか？
うちのティムに聞いてみた。
基本的にフィリピンの公立小学校は1クラス70名というまるで戦後の日本状態なので、集会等を行った時に空けて座られると全員が座れなくなってしまう。
だからスペースを作らないという指導がなされるようだ。
スペース恐怖症？
それが大人になっても習慣化されているのだろう。
理由が分かるとなんとなく安心！
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