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余命・・・

投稿日:2016年6月15日 更新日:

movie1

先日観た映画"IN TIME"という映画。。

日本ではタイムというタイトルでリリースされている。

またまたティムが近所の海賊版DVDショップで買ってきたものだ。

映画といえば夜に最終レイトショーを独りで観ながら漆黒の闇に孤独を堪能するのが楽しみだった。

しかし今ではティムの一方的な推理を横から聞かされながら自分の世界に入る事は無理だ。

せめてジャックダニエルをちびちびやりながら脳を麻痺させるだけ。movie2

近未来のストーリー。

誰もが夢みる美しい不老不パタイ(人間の最後に訪れる儀式)、そし科学の進化により老化を克服した近未来、そこでは“時間”が“通貨”となり世界を支配していた。人間の成長は25歳で止まり、余命(時間)は労働により稼がなければならなかった。

ツタヤ

近未来の地球ではオカニという物体は無くなり代わりに余命という価値に統合された。

腕のデジタル表示は何か支払う度に減少する。

 

遅刻の殿堂フィリピンで何度言ったセリフか分からない。

「YOU KILLED MY TIME」

平均40分遅刻するフィリピーナを相手に空しく空回りするだけだった。

 

人間誰しも平等に1日86400秒カウントダウンされていくカウンターをもっている。

映画のようにデジタルで想像すると結構焦ってしまう。

自分はあと何回カワイイちゃんと一緒に寝ることが出来るのだろうか?

時は金なりと言っても時間と金のどちらを取るかと言えば時間だろう。

歳を取ればとるほどその傾向が強くなる。

そして通貨の価値は誰でも同じだが、時間の価値は自分で変えられる。

しかし、まるで牛歩の如くゆっくり歩くフィリピン人は最高の贅沢。

逆に言えばいつも時間に追われている日本人の方が時間貧乏なのかもしれない。

私は日曜日だけ時計を外す事にした。

いま何時か一切気にしない。

何だか大胆な気分だ。

腹が減った時が飯時。

眠くなった時が寝時。

最高の時間贅沢フィリピンスタイル。

ファイブスターホテルに泊まるよりよっぽど贅沢かもしれない。

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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