セブのビジネス最前線 現地でウケる日本

セブ島で唯一日本人が認める「某食パン」についてウンチクを語る

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イチパン(ichipan)

私がフィリピンという国に初めて来た時の印象の一つとして「やたらパン屋が多いな」と感じた。

コンビニの数並みにローカルのパン屋が点在する。

ライス大好きな国なのにパンもそれなりの需要があるようだ。

現地で生活していた分かったのが、意外と朝はパンというフィリピン人も多い。

ファーストフードが盛んなのも含めアメリカの文化に影響された側面を強く感じてしまう。

しかし、パンのクオリティは所詮フィリピンでお世辞にもうまいとは言えないパサパサの物が多い。

イノセント
値段も激安だからね

うちのティムはこれまで4度日本へ行ったが、そのたびに、日本のパンは超絶に「ウミャー」と吠えていた。

日本のパンを食ったフィリピン人はもう元の世界には戻れないのだ。

そんな中、今回はセブ島で唯一日本人が認めるローカルの食パン『Ichipan(イチパン)』を紹介したい。

これは私が知る限りセブ島に住む日本人の間で最も定評のある食パンである。

食べてみると分かるが日本の食パンと遜色ないレベルだ!

これは中華系フィリピン人のYup(ヤップ)さんというオーナーがプロデュースした食パンで、パッケージには日本語のロゴ「イチパン」が印刷されており、その名の通り?日本の技術を生かしているそうだ。

ただ、「イチバン」ではなく「イチパン」というネーミングセンスが微妙に“海外あるある”な気がする。

昔から代々セブでパンを作るビジネスを手掛けており、日本へ旅行へ行った際に素晴らしい日本のパンを食べて感銘を受け、日本のパン技術を導入してイチパンを誕生させたそうだ。

工場はパン製造の聖地Naga市にあり、そこからスーパー等へ配送し、直営店としてJacklyn bread & sweets(Bonifacio district内)がある。

 

セブアナガールによる解説

 

将来はさぞ立派な「セブアナ美女」になるであろう少女によるハートウォーミングな英語での解説。

名前を自らソフィアと名乗っているが、年のころはそうさのぉ8歳位か。

大人のフィリピン人の言動にはイラっとすることが多いが、子供の頃は皆カワイイちゃんなのが不思議。

イノセント
ソフィアちゃん手洗ってないよね
モト先輩
フィリピン人って食後にアルコールスプレーで手を綺麗にするよな
Watsons
それってアルコールの正しい使い方よ
ちょい悪ボサツ
うちもティムから食後にアルコール消毒液が回ってくるとです

 

2分9秒付近でソフィアちゃんのお母さんらしき女性が通りかかるのだが、カメラ目線過ぎる。

そして歩き方がセブアナらしく外股でとてもセクシーだ。

パンに塗る激甘のピーナツバターは正にフィリピン人の大好物!

日本のテクノロジーを込めた商品でも運用方法はザ・フィリピン?!

ソフィアちゃんはきっと富裕層側の人なので全部英語で話しているが、これが庶民だと8:2の割合でビサヤ語中心の会話となるのだ。

 

使えるパンのウンチク

オレンジ色のパッケージは「white bread(ホワイトブレッド)」で緑色のパッケージは「wheat bread(ウィートブレッド)」。

  • 「white bread」一般的なよくある食パン 
  • 「wheat bread」小麦の表皮やその他の部分も丸ごと(全粒粉)を使っており栄養価が高く健康志向の高い人に人気
ティム
ちなみにうちはwheat一択よ
ちょい悪ボサツ
俺はオレンジ色のパッケージの一般的なホワイトブレッドが好きやけどね

 

パンで通じる国

ちなみに、私がセブで生活を始めた時に意外だったのがパンはそのままパンで通じるということだ。

てっきりブレッドというのかと思ったが、スペイン系の国はパンらしい。

■「パン」フランス、スペイン、ポルトガル、日本語、台湾語など
■「ブレッド」英語圏、デンマークやノルウェーの北欧など

ちなみに、日本人あるあるで、食パンの事をトーストと呼ぶ人が多い。

正解はこんがり焼いた食パンの事をトーストと呼び、焼く前のものはパンまたはブレッドと呼ぶ。

 

日本を注入せよ

イチパンはフィリピンの底辺パン産業に日本のテクノロジーをちょっと注いでトップに躍り出た例だといえる。

これからも日本に旅行に行く富裕層がフィリピンのビジネスに日本の技術を注入することでいきなり大化けすることは多々あるだろう。

しかし、日本人が日本のやり方で直営的に現地でビジネスをやろうとしてもかなり難しい。

言葉の壁ではなく思考の壁が大きく立ちはだかるのだ。

今更だが、フィリピン人は一緒に楽しく遊ぶための存在であり、一緒に仕事をしてはいけないと思いながら生活している。

この境地は13年現地で仕事を含め生活した集大成であろう。

労働人口と共にGDPも普通に減る日本。

そして、爆発的な人口増加の状況にありながらアジアの底辺でもがくフィリピン。

日本が貢献できることはフィリピンのようなポテンシャルのある残念な途上国にこれまで培ったテクノロジーを渡し助けるお爺さんのような役割だと考える。

私もそのような形での貢献をこれから模索して行きたいと思いながら生活している。

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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