日本vsフィリピン

フィリピンの闇|PLDTという悪魔の独占企業のよるインターネット底辺国の実情を深くエグる

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インターネット底辺国

私の住むフィリピンは昔からインターネット接続スピードが信じられないほど遅い国として有名だ。

特にセブ島では一応接続中という表示は出ていてもスピードテストすら出来ない状況が何年も前から続いている。

国民全員が「フィリピンだから仕方がないディバ」という呪文を唱えながら生活しているので1㎜も発展する気配がない。

カフェやレストランの入り口付近に「Wi-Fi Zone」と書かれたサインが貼り付けてあるところが多く、ドリンク等を注文するとWi-Fi接続用のパスワードが貰える。

いや、厳密に言えばこちらから言わないとくれない。

フィリピン庶民の日当の30%に相当する大して美味くもない高額なドリンクを無理やり注文し、さてWi-Fiに接続しようとすると全く繋がらないという悲劇を数えられないほど経験した。

それこそちゃぶ台があったら絶対にひっくり返したくなる心境。

世界底辺レベルの絶望的なインターネット環境に加え、フィリピンはSNS(フェイスブック)の接続時間が世界一という恐ろしい現実。

プアなWi-Fi電波を取り合うように四六時中フェイスブックに噛り付くフィリピン人達。

勤務時間中であろうともお店スタッフはスマホを片手に自撮りをフェイスブックへ投稿している。

ローンを組んでまで高額なスマホがバンバン売れる事情がよく分かる。

木の上だと電波が広いやすいらしく、最近では木に登るフィリピン人が増えている。

 

 

こういう光景を眺めていると人類の先祖が猿だったということがよく分かるのだ。

 

フィリピンは中世封建時代を色濃く残す独占市場の国でインターネットに関してはPLDT(NTTみたいなところ)が海外との入口に門番として立ちはだかる。

まるで日本の明治時代に運河でてら銭稼ぎをしていた昔のヤクザそのもの。

そんな独占体制ではインフラ投資は行われずプアなサービスが長年許されるという状況を生み、他国なみにネット環境が快適になる見込みは全くないのだ。

先日大統領が通信キャリア企業へサービス向上しないと潰すと脅していたが改善するどころかコロナの自宅隔離措置はネット環境は渋滞を極め状況はますます悪化している。

 

 

Wi-Fiを知らない日本人

ところで、日本に住んでいる日本人の中にはWi-Fiの事をあまり知らないという人が一定数いる。

私が日本へ一時帰国する際に困るのがWi-Fiスポットの少なさだった。

フィリピンの場合、フランチャイズの高級カフェやモールのレストランに行けば簡単にWi-Fiにありつけるのに日本で「Wi-Fiありますか」と聞くと店員さんにキョトンとされてしまうのだ。

その時に分かったのが、日本の場合、日本人にとってWi-Fiのニーズがほぼないということだ。

個人が外出先でインターネット接続をする際は契約しているキャリアのLTE(モバイル通信)接続、または会社の中でネットに接続するので公共の場でWi-Fi接続する機会は少ない。

 

恐怖のパケ死

海外渡航する日本人に恐れられてるのがスマホの国際データローミング。

普段日本で使用しているスマホを海外に持ち出しても現地では日本のよう自在にインターネット接続をすることができない。

日本で契約している通信キャリアが飛ばす電波は海外まで飛んでこないのだ。

しかしスマホの「データローミング」という機能をONにしていれば、現地の電波を一時的に借りてネットを利用することが可能だが数十万円という恐ろしい請求が来たりする。

だから海外渡航のお約束として「データローミングをOFF」、「機内モードをON」、「モバイルネットワーク通信をOFF」にすることが必須事項となっている。

 

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両者の違い

モバイルネットワーク通信をOFFにした状態で唯一使える機能がWi-Fi通信。

フィリピンの場合日本と異なり月極契約でモバイルネットワーク通信をしていないので公共の場ではWi-Fi接続が一般的となる。

 

Wi-FiもLTEもスマートフォンを使う際に利用する通信方式ですが、両者の違いを正確に知っている人は多くはないでしょう。Wi-FiとLTEについての知識を正確に理解しておくと、モバイルデバイスの使用がかなり便利になります。

 

フィリピンの2大通信キャリアはGlobeとスマート。

私の場合Globeは月極契約にしている関係で毎月一定量のモバイルデータが使える。

Wi-Fiゾーンと書かれた店ではパスワードを貰いモバイルデータを節約しているが、その他の場所では使用量を気にしながらモバイルデータ通信に切り替えるというスイッチングを頻繁に行っている。

 

バッテリーの消耗

Wi-FiとLTE(モバイル通信)の圧倒的な差となるのだが、バッテリーの消耗。

LTE接続ではバッテリーの消耗が著しく、また本体がホッカイロみたいに熱くなってしまう。

つまりWi-Fiは財布にもにもスマホにも優しいのだ。

両方使い分けているとWi-Fiとモバイルデータ通信は全く別物というのが分かりやすい。

 

接続スピード

一般的にはWi-Fi接続の方が速いと言われるが、フィリピンの場合、状況次第でなんとも言えない。

高額な光ファイバーの専用線を使ったオフィス等でないかぎり過当競争の激しいWi-Fiシグナル争奪戦により接続スピードが1M以下という恐ろしい数字をたたき出し、LTE(モバイル背通信)の方がよほど快適だったりする。

通信状況やWi-Fiゾーンの有無で適宜使い分けをするのがフィリピン流のインターネット使用方法なのだ。

 

フィリピンに5Gは来るの?

最近ではネット先進国日本でもモバイルデータ通信に上限が設けてありWi-Fiとのスイッチングが不要というわけではない。

通勤中に4G電波を使って動画を見続けたりしていればすぐにデータ量が上限を超えてしまうのだ。

フィリピンに住む私からするとデータ量を気にするほどサクサク接続できるだけ羨ましいが。。。

5Gが普及すると4Gよりも高速で高品質な動画閲覧が可能となりデータ通信の上限も撤廃される可能性があるという。

フィリピンにも5Gが普及されるのか?

プアなサービスを提供してぼろ儲けの独占企業PLDTが君臨している限り5Gの普及はとても怪しい。

5Gで利用者が快適になってしまうと足元を見たサービス提供が困難となり独占のウマミが無くなってしまう。

PLDTという悪魔の企業にとって損なら色んな妨害工作をして普及を遅らせるだろうと一抹の不安が消えない。

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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