コロナ関連 フィリピンの闇

帰国難民の裏事情|働けフィリピン公務員|セブ「9g(就労ビザ)」のダウングレード代の高騰が凄い!!

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フィリピン政府が最大の障壁

今回のコロナパンデミックで多くの日本人がフィリピンを去ったが、未だにフィリピンに残っている人の中には9gビザ等のダウングレード待ちという人がいる。

9g(就労ビザ)で働いていた人はダウングレードという儀式をしてツーリストへ戻さなければならないのだ。

そうしなければダウングレードせずに日本へ戻ってしまうとフィリピン再入国の際にブラックリストとして拒否されるか別室へ連れて行かれ多額のペナルティを請求されるという話も聞こえてくる。

それがただの噂で済めばよいが、観光客や留学生が激減しモロ金欠になっている入国管理(イミグレ)がそういう強硬手段に出ないとは限らない。

ところで私の場合も「9g(就労ビザ)」でフィリピンに滞在しているのだが、12月の中旬で期限が来てしまうのだ。

今回の結婚で早々に「13a(婚姻ビザ)」に切り替えようと思っていたがそうは問屋が卸さない。

かならずビザのダウングレードという儀式を行い、そこから「13a(婚姻ビザ)」の申請をしなければならないというトリック。

イチイチ処理を複雑化し外国人から巻き上げるシステムはあっぱれだ。

ストレートに切り替え手続きが出来ると思い込んでいた私は甘かった。。。猛省中

そのダウングレード代が笑いが出るほどの勢いで高騰している。

 

 

今年の4月にセブの某代理店に尋ねたところサービス料込で1万ペソだった。

たかがビザの種類の切り替えごときに高過ぎだと思ったのだが、それから5月になるといきなり15000ペソに値上げ。

12月現在ではなんと35000ペソ!!

イミグレ死ねと思ったが、マニラのビザ代行店に確認してみると、イミグレ原価は4000ペソ前後だが、3万ペソ以上も中間マージンがガッツリ乗っているようだ。

まあ、高くてもその分満足いくサービスが提供されれば割り切る事もできるのだが役所のスピードが亀のように遅い。

法務局の時もそうだったが、お菓子や某アイスを食いながら遊び半分でやっているイメージ。

こう言ってはなんだが、まるで煩悩が服を着ているとでもいうとシックリ来そうだ。

 

 

例えばセブで5月中旬にダウングレード申請した人がなんとパスポートが戻ってくるまで5ヵ月もかかっている。

つまり無収入のまま5ヵ月間もセブに拘束されていたわけだ。

その途中どうなっていたのかといえば、7月に処理が終わっているにも関わらず3ヶ月もマニラに放置されたあげくセブへ流れて来たとのこと。

ダウングレードから59日間(約2カ月)はノービザで滞在できるという制度は御立派だが、向こうの不手際でその2カ月の無料滞在期間がとっくに過ぎているにも関わらず不法滞在者としてペナルティーを科してくるというサイコぶり。

仮にセブの某代理店に35000ペソ支払ったところで今回ばかりはやらずボッタくりになる可能性が高い。

セブの入国管理局の権限は低く、いちいちマニラへ送って処理をする作業が多いのだが、マニラで1日で済むことがセブでは中央とのやり取りも含め2ヵ月かかるなんてざらだ。

元々フィリピンの役所のパフォーマンは驚くほど低いのだが、それに輪をかけてセブという場所のダブルパンチ。

マニラだと2カ月かかるがセブで気長に待つより100倍まし。

結局はマニラの代行店へパスポートとI-cardを送付しお願いすることになりそうだ。

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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