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2013年~2016年 モトボサツ勝手にブログセブ島編 カテゴリー別
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【シーズン1】モトボサツ勝手にブログセブ島編|カテゴリー別記事
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フィリピン現地で結婚するための情報
2020年12月、コロナ禍にも関わらずセブ島マンダウエ市の裁判所にて法的に結婚し、2021年1月上旬にセブ日本領事館経由で結婚登録完了。
その手続きを振り返り、上流からゴールまで各種手続きを具体的にまとめてみた。
今後フィリピン人と現地で結婚する日本人のお役に立てたら幸いである。
日本人がやるべき作業
- 日本から戸籍謄本を2通取り寄せる
- 管轄の大使館(領事館)にて結婚具備証明書を発行
- PSA事務所で独身証明を発行(フィリピン国内で独身である証明)
- 大使館(領事館)へ結婚届を出す(日本の戸籍謄本に掲載させる)
まず、フィリピン在住の日本人が現地でフィリピン人と結婚する際に最も大きなハードルとなるのが戸籍謄本の取り寄せだ。
フィリピンにある日本大使館や領事館では日本の戸籍謄本の取り寄せサービスを一切行っていないので自分で何とかしなければならない。
家族や友人が代わりに取り寄せてくれる場合は良いが、日本と縁を切って出て来た人はこういう時に困る。
ぜひ大使館や領事館を通じて取り寄せられるようにして欲しいという要望を出しておいた。(無理だろうけど)
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女性ファンの方ごめんなさい!!|明日正式にセブ島マンダウエ市で結婚を登録します
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結婚を完了させる全体の流れ
フィリピン現地での国際結婚ではフィリピン側と日本側への登録手続きが混在する。
私とティムが結婚手続きを行った内容を順番にまとめてみたい。
フィリピン側の手続き
1 登記所(Civil Registrar)で案内を受ける
ここは通常フィリピン嫁側の作業となるが、管轄の登記所へ行き結婚するための必要書類リスト(List of requirements for marriage)を貰う。
所要期間:即日
2 独身証明(Cenomar)と出生証明(Birth Certificate)
PSA事務所でセノマーと呼ばれる独身証明(Certificate of no marriage)を発行を受ける。
これはフィリピン人のみならず、日本人側もフィリピン国内で独身という証明が必要なのだ。
所用期間:即日
3 出生証明(Birth certificate)
2と同じタイミングでPSA事務所にてフィリピン嫁の出生証明書の発行を受ける。
しかし、ここで驚きの事実が判明する人がいる。
フィリピン嫁が出生した際、きちんと書類が提出されておらず、人口に含まれていないという悲劇も発生。
結婚作業をスタートする前にフィリピン嫁の出生証明があるかどうかを念のため確認しておいた方が良いだろう。
所用期間:即日
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フィリピンあるある|P嫁の「出生届が出されていない」というオチ
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4 バランガイ証明書(Barangay Certificate for maggige)
ここも通常フィリピン嫁側の作業であるが、Voters record(選挙投票者登録)がどこになっているか次第で取り寄せる場所が異なる。
うちのティムはバコロド生まれだが、最寄りのマンダウエ市で選挙者登録をしたので全記録が全てマンダウエ市扱いとなり出身地へ戻る必要がなかった。
所要期間:即日
5 結婚予定者のためのセミナー(Seminar certificate of pre-marriage)
シティヘルスの中にある部署で明るい家族計画(Family Planing)を受講。(10分程度)
その後、徒歩圏内にある社会福祉事務所(Social welfare office))にて結婚の心得セミナーを受講。
私の場合は歴然と歳くっているので「あなたは今更受けなくて良い」と言われ後日セミナー受講済証だけ受け取った。
(フィリピンあるある?)
所要期間:即日
日本側の手続き
6 大使館(領事館)にて「結婚要件具備証明」の発行を受ける
必要書類等
- 自分の戸籍謄本(抄本)1通 (発行後3ヶ月以内のもの)
- P妻の出生証明書 1通
- パスポート(原本)提出者の本人確認
私は日本でバツイチなので戸籍謄本以外に改製原戸籍が必要かもしれないと思い取り寄せたが結局は不要だった。
全て日本語での申請用紙記入のみで日本語翻訳の添付も必要なく作業負荷は軽い。
所要期間:翌日
再びフィリピン側の手続きへ
7 登記所(Civil Registrar)でMarriage License (結婚許可証)
上記の書類(本紙1部、コピー2部)を登記所へ持って行き結婚許可証を発行してもらう。
提出して発行されるまで2週間程度かかった。
コロナ期間中だから遅いというわけではなく、いつもスナック菓子を食べながらチンタラ仕事してるので遅いらしい。
所要期間:2週間
8 裁判所(Hall of Justice)結婚式
うちは最も合理的な裁判所での儀式と登録を選んだが、教会や市役所等幾つかチョイスがあるようだ。
いずれにせよ結婚見届け人(後見人)のサインが必要。
判事の予定次第も合わせ結婚式の日取りを決める。
裁判所の場合ティムの友人2名がその役となり裁判所での結婚に同席した。
所要期間:それぞれ即日
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大ハプニング「あなたの国籍フィリピンになっているよ」|セブ島の法廷結婚の様子のまとめ
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9 裁判所(Hall of Justice)から結婚証明書を受け取る
結婚登録日から1週間後に結婚証明書の発行がなされる。
うちは最も合理的な裁判所での儀式と登録を選んだが、教会や市役所等幾つかチョイスがあるようだ。
いずれにせよ結婚見届け人(後見人)のサインが必要。
判事の予定次第も合わせ結婚式の日取りを決める。
裁判所の場合ティムの友人2名がその役となり裁判所での結婚に同席した。
所要期間:1週間
10 登記所(Civil Registrar)にて登録番号を貰う
ここがフィリピン側の最終地点。
裁判所から発行された結婚証明書を持って登記所へ行き、Registration No.(登録番号)を付与して貰う。
所要期間:2日
日本側の手続き
11 日本大使館(領事館)にて登録
日本の戸籍に掲載されるための登録。
戸籍謄本の原本1通と写し1通。
フィリピン嫁の出生証明書の原本1通と写し1通。
結婚証明書。
英語の書類はすべて日本語翻訳を添付しなければならない。
ここから4週間前後で私の戸籍に妻として登録されるとのことだ。
しかし、登録されたかどうかの確認は自分で行わなければならず大使館(領事館)は確認できない。
所要期間:4週間
日本語翻訳のテンプレートあり
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【翻訳ダウンロードあり】フィリピンでの国際結婚手続きが終了|P嫁の出生証明、結婚証明の翻訳サンプルあり
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12 在留資格申請
フィリピン妻が日本に滞在するためには、日本の入国管理局から在留資格認定証明書の交付をうけなければならないが、ここは手続きしておらず、のちに加筆の予定である。
国際結婚・離婚ハンドブック―日本で暮らすために知っておきたいこと―
まとめ
フィリピン在住の日本人にとって最大のハードルは戸籍謄本の取得であろう。
次にフィリピン嫁の出生証明と結婚証明書の日本語翻訳作業。
コロナで役所もロックダウンとなり、結婚作業が始められたのが11月上旬。
そこから準備を始め12月3日に結婚をし、日本領事館への届は1月上旬となった。
日本での結婚作業とどちらが大変なのか分からないが、この情報がこれからフィリピン現地で国際結婚する日本人のお役に立てたら幸いだ。
注意事項
フィリピンの役所はとにかく間違いが多い。
進捗は遅いし精度も悪いなんて最悪だが、そういう国で結婚しようとした自分が悪い。
氏名、生年月日、住所、どこか絶対に間違っているという前提で全書類を入念にダブルチェックすることを強くお勧めしたい。
私の場合、裁判所で判事に渡された書類上の国籍がフィリピンになっていた。
あぶないあぶない!
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