コロナ帰国後の生活 日本vsフィリピン

日本の「おもてなし文化」の闇|外国人には親切なのに日本人同士ではギスギスなの?

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2013年~2016年 モトボサツ勝手にブログセブ島編 カテゴリー別

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【シーズン1】モトボサツ勝手にブログセブ島編|カテゴリー別記事

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優しくて親切な日本人の裏側

ブログを書き始めてから、常にネタを探しながら生活するようになった。

見るもの聞くもの全てネタになりそうかどうかの目線で観察する。

もしそこに私なりに感じるテーマや課題、ゴシップ性が見つかれば記事という形で具現化されるのだ。

その際に必須なのは現場でのインタビュー。

特にフィリピン人と日本人の相違点がブログの核となっているのでとにかく気になるお店のスタッフに色々と質問しまくっていた。

ところが、日本では店のスタッフにとても話しかけづらい。

特に女性。。。

目の奥が笑っていない。

フィリピン人は勤務中不愛想だが、下ネタ系のビサヤジョークを飛ばすと100%身も心もガバっと開いてくれる。

しかし、日本人はワンオペ上等モードで目が(▼▼)で何か少しでも何か質問すると速攻で迷惑かつ不審者扱いされるのだ。

セブ島ではアミーゴ(軽バン)とサクロン号(110ccスクーター)があったので公共交通機関を利用することが殆どなかったが、日本では基本的に歩き。

昨日の記事にも書いたが、ジョギングを含め1日2万歩は最低歩く。

しかし、遠方へ行く際は地下鉄やバスを利用するのだが、病的に方向音痴な私は真逆の方面へ向かいがち。

常に自分の行動に不信感を持っているので「このバスって博多駅に行きますか?」等とバス停にいる人に聞きたい所だがどうしても躊躇してしまう。

話しかけないでオーラが半径10m規模で出ているのだ。

 

イノセント
フィリピン人に聞くとさぁ、知ったかぶりしてウソを教えるわよね
モトボサツ
でもウソだと分かっててもフィリピン人の方が聞きやすいとです

 

確かにフィリピン人に道を尋ねると統計的に9割ウソだが、、そう分っていても話しかけやすいのだ。

 

オモテナシ文化の表側

日本へ旅行へ行ったフィリピン人が一概に評価する日本人像は二つ。

日本人の性格も十人十色なのだが、196ヵ国もある世界の中で日本が最も「優しい」国という印象をもたれるのはなぜか?

まず、レストランやコンビニを訪れて誰もが感じる「おもてなし」の精神。

先日、雨が降ってローソンで傘を買ったらレジにいたネパール人女性が「今使いますか?カバーお取りしましょうか?」そう言ってタグまでハサミで切ってくれた。

恐らくそのネパール人女性も最初はそこまでやらなきゃならんのかと衝撃を受けたに違いない。

先の先を読み細かなところに目の届くサービス。

トイレに便座があるのも凄い事だが、座った瞬間、ひと肌温度に温めてある驚愕のシステム、

フィリピンから決死の脱出を行い、日本のトイレにしゃがんだ瞬間涙が出た。

横断歩道の信号が赤だと例え360度見渡し車がいなくとも信号が青になるのをじっと待っている。

遵法精神が半端ない。

財布やスマホを落としても戻ってくるミラクル。

一方、フィリピンでは歩いている私のバッグのチャックをわざわざ開けて財布を強奪する世界。。。

治安がよく、礼儀正しく、丁寧な日本人の対応や習慣に触れると、「親切で優しい国」であるという印象は確定。

 

オモテナシ文化の裏側

ただ、この「親切で優しい」という側面には裏がある。

私も日本上陸50日を超え、色んな事が見えて来た。

一般に、他国の方が触れる日本人の優しさは、外出用の親切。

本音の部分では三船美佳さんレベルで目の奥が笑っていない。

例えば駅で外国人から電車の乗り継ぎ方を聞かれたとする。

すると日本人は身振り手振りを含めたカタコトの英語で一生懸命伝えようとする。

しかし、これが日本人同士だと状況が異なる。

如何に他人からの干渉を逃れかというお一人様文化大爆発なのだ。

日本人同士できる限り接触を避けようとする習わし。

外国人には親切に出来るのに、日本人同士では非常に冷たいのはなぜ?

駅のホームで困っている人がいようとも、厄介なことに巻き込まれたくない。

きっと誰かが助けるだろう。

触らぬボサツに祟りなし。

いつもジョギングしている公園で高級小型犬を散歩させている老人が複数いる。

歳の頃はそうさぉ65歳前後くらいか。

フィリピンだと小型犬を連れている人がいれば「Wow very cute!」等と言いながら近寄って撫でたりするが、日本では皆無。

犬を連れた老人同士も目も合わせず挨拶もしない。

もしやったらウザい人確定だ。

特に私のように住所不定無職のアラフィフは存在しているだけでKサツに通報されかねない。

そんな人間がバスの路線を聞いたり、店で売れ筋商品を尋ねると速攻でNG。

もし業務的にどうしても応答の必要があったとしても必要最低限の距離を測り警戒モードON。

日本人は他人の目が人生の指針で可能な限り迷惑を掛けないという事がポリシーだ。

 

考察とまとめ

日本人は「親切で優しい」。

これは現象としての事実である。

そしてやたら先進国日本の国民としてグローバル社会を牽引している上から目線に溢れる。

え、グローバル?

外国人を妻に持つ私が入居を拒否られる状況で「福岡はアジアの玄関口」だとどの口が言うのか?

その一方で空き部屋が目立つその建物。

まさに今の日本そのものではないか!?

世界でも類を見ないほど歴史の長い日本。

一度も侵略された事のない奇跡の国なのだ。

江戸は鎖国によって独自の文化を発展させ日本文化を円熟させた。

私は外国人の妻を持つ身として鎖国はまっぴら御免だが、中国人に土地と企業を売りまくり、その上で江戸時代からの鎖国を中途半端に引きずっている。

日本の取る選択肢は完全鎖国し江戸時代へ戻るか、それか完全にオープンにし外国人共存する覚悟を持つか。

私は立場上後者になると有難い。

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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