弟に喪服はレンタルするのかと聞かれたが、YESと即答した。
買った方が安い。
そんなこともちろん知っているが、まずフィリピンの葬式で喪服を着る機会がない。
そして普段着ないものを保管する手間やストレスのほうが大きい。
断捨離マンとしては絶対レンタルだ。
そして、喪服はインターネットでレンタルする時代だ。
突然の不幸に対応するため、注文して即日配達されるところもある。
弟が手配してくれた喪服レンタルの伝票には長崎ではなく山口県の住所が書いてあった。
靴、ベルト、ネクタイ、ハンカチもフルセットで値段は5600円。
長崎にももちろん喪服レンタル店やサービスはあるのだが、今や場所を問わずネットで安い早い店を比較ドットコムするのが常識となっている。
原価3万円程度のフルセットが山口県から全国へ喪服が配送され、6回の貸し出しで元を取る商売。
悪くない。
葬式が頻繁に行われる今時の社会では、香典的サービスまで付加したサービスもなんだか登場しそうだ。
申し込むと指定の日にフルセットがやってきて、使用後に収納ケースへ元通り戻して返却期日までにコンビニから宅配便にて返送する。
あくまでも顧客ニーズに徹するところがフィリピンと真逆だ。
ひとえにロジスティック業界の信頼性の上に成り立つのだ。
日本では当たり前な出来事かもしれないが、この全て完結するシステム感にいちいち感動を覚えてしまう。
このサービスをフィリピンでやるとやばい。
フルセットをオーダーしたのに靴とベルトが付いていないとか、フィリピンあるある配送自体全然来ないとか、オンラインという顔の見えないサービスはまだまだリスキーだ。
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