昨年散々苦しんだ謎の腫物はタガログ語でPIGSA(ピグサ)、英語名でBoilという名前だと分かったのは去年の暮れのことだった。
最初は左腕の外側にまるで低い火山のような形に隆起し、火口みたいな黒い物体が出来た。
見ているだけでグロくてゾクゾクする感じだ。
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ドクターに処方された抗生剤を飲んで軟膏を塗りまくって何とか治ったのだが、一難去ってまた一難。
今度はなんと右瞼の感染し、まるでお岩さん状態に。
10日間苦しみ、次は左瞼が犠牲となり、こちらは後遺症として目の形が少し変わってしまった。
フィリピン産のピグサは本当に狂暴だ。
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痛みの種類はたかが出来物というレベルではなく正に激痛で、火傷と切り傷が混ざったような痛みといえば近いかもしれない。
地獄のピグサ日記
12月30日にモアルボアルへ2泊3日で滞在したのだが、脇の下に米粒大の赤い腫物を発見。
これが小粒でも既にキリリと痛むレベルで、ひょっとしてPIGSA(ピグサ)かと嫌な予感がした。
その心配は現実のものとなり、みるみる間にピンク色に腫れあがってきた。
ウミガメと泳いだ日も結構腫れあがってしまっており、泳いでいるウミガメの甲羅を少しだけ触ってしまったので私のPIGA(ピグサ)が感染して絶命してしまったらどうしようかと少し心配になった。
- DAY1 12/30 PIGSAが脇に出来た
- DAY2 12/31 本格的に腫れがスタート 特有の痛みがスタート
- DAY3 1/1 ピンク色の隆起物が脇の下に完成
- DAY4 1/2 鋭い痛みが継続的に続く
- DAY5 1/3 鋭い痛みが継続的に続く
- DAY6 1/4 PIGSAの頂点付近に黒い目が出来た
- DAY7 1/5 黒い目は大きくなり痛みはさらに増す
- DAY8 1/6 眠れないほどの激痛
- DAY9 1/7 膿の先端が2つほど出来た
- DAY10 1/8 熱したボトルで膿混じりの汚染血を吸引(下記で解説)
- DAY11 1/9 熱したボトルで膿混じりの感染血を吸引 2日目
- DAY12 1/10 終焉期~痛みはレベル1.5程度に収まる
熱したボトルの謎
この熱したボトルで膿を出す技はフィリピンでは民間療法として一般的なようだ。
YOUTUBEの検索キーワードに「POPPING PIGSA」と入力すると熱した瓶を患部に当てて膿を吸い出す動画がいくつか出てくる。
熱したボトルは冷める過程で物凄い吸引力を発揮するのだ。
ボトル吸引の実験動画
私もヤケクソで吸引をやってみたくなったのでジャックダニエルの空き瓶をテーブルの上に用意した。
しかし、気が付いたらティムに捨てられていた。。。
なんか坂本屋の角煮は勝手に食うし、余計な事ばかりされているような気がするのは気のせいだろうか?
仕方がないのでワイン空き瓶を利用することにした。
熱湯したお湯をボトルに注ぎ、握れないほどの温度になるまで待つ。
そしてお湯を捨てて火傷しない程度の温度になった時に瓶の口を患部へ当てる。
10秒ほどすると吸引が始まるので激痛が増す。
なかなかの吸引力だ。
暫らくすると血液混じりの膿がボトルの淵を川のように流れだした。
YOUTUBE動画でみた通りとなって嬉しい!!
モトボサツ吸引動画
やはりジャックダニエルの透明な瓶だともっと流血具合が克明だったに違ない。
残念!
しかし、激痛と共に流れ出る毒素を見ているだけでデトックス系の快感満載だった。
街に多数の野良犬うろつく不衛生な国では菌やウイルスの感染力の強さも尋常ではない。
フィリピンへの渡航前には除菌アイテムで武装を!
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