フィリピンの闇 フードデリバリー

セブ島フードパンダ事件|7歳の少女が注文ボタンを42回連打したら42台のライダーが集結して泣く!!

投稿日:2020年11月28日 更新日:

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フードパンダあるある

 

先日、朝食を食べながらいつものようにGMAニュースを何となく眺めていたらフードパンダ関連の珍事件が報道された。

7歳の少女がフードパンダにチキンフィレセットを1つオーダーしたのだが、生憎ネットの調子が悪く注文ボタンが反応しない。

ヤケクソモードで42回連打したら42台のライダーが集結して泣いたらしい。

GMAのインタビューに顔は映っていないがどこかで聞き覚えのある声。。。

そして時間差で突然思い出した。

K氏!?

フェイスブックの彼のページを確認してみたら大正解!!

彼はかつて某語学学校の人気講師だったのだが、この事件で一気に時の人となったようだ。

バランガイの狭い路地にピンクの服を着たライダーが大集結。

まるでフードパンダの大パレードだ。

 

フードパンダが大集結し騒然とする現場

 

ライダーの中には事態を把握し、早々にキャンセル扱い(おそらく自腹で弁償)し現場を去ったが、しぶとく残っているライダーがまだ随分といる。

K氏はなんと自腹で買い取り始めた。

「俺こんなに食えないよ~」

それを見た近所の人達も購入を手伝い始めた。

見事な影響力だ。

「GRABだったらライダーとやり取りがあるのでこんなミスは起きないよね」

自ら現場を撮影しながらそう解説している。

しかし、まったりしたオカマ口調にて現場をのらりくらりしたペースで収めている。

まず自分がチキンフィレセットを買ってみせ、周りの住民を巻き込む手腕に恐れ入る。

連打オーダー事件を起こした張本人の少女にとってK氏は神だ。

これできっと次期バランガイキャプテンの座は大きく一歩近づいたはずだ。

しかし、動画の中で「Luoy(ロオイ)」という単語が盛んに聞こえてくるが、ビサヤ語で「可哀想」という意味だ。

フィリピン人は情に訴え、また自ら感情的な世界に浸ることが大好き。

オーダーミス?した少女も、チキンフレセットを配達してきたライダーも全て可哀想。

42個のオーダーが一気に入るなんて日本だとあり得ないのだが、何かとパーティー大好きなフィリピンでは100個単位でのオーダーが普通にある。

私がセブのジャングルに住んでいた頃に、元カノTは集落の子供に配るために思い付きでジョリビーのバーガーを100個注文していた。

それを聞いた店のスタッフも全くうろたえることなく対応していたのが印象的だった。

その事を友人F氏は「虹の谷の五月」に出てくるクイーンだと言う。

 

まとめ

セブ島マボロ地区で起きたフードパンダ連打事件。

7歳の子供の親は共働きで、普段お婆さんと一緒に家で留守番している少女はフードパンダの常連だったらしい。

だからイタズラではなく、誰にでも起きるトラブルなのだ。

ネット環境が極めて悪いセブ島では注文ボタンがなかなか反応しないことがあると思うが、やっきになって連打するとフードパンダのライダーが大集結してしまう事態に陥る恐れがある。

ぜひお気をつけて!!

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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