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日本人にとって何かと不可解な国フィリピン。
かつて1565年から約300年間ガッツリとスペインに占領され、なぜかフィリピン国民はそれを誇りに思ってたりする。
腕のソバカスを見せられて私はスパニッシュブラッドよ💛とゴリ押しされたこともある。
▶よかったらこちらをご覧ください
顔や言葉や古い教会はかつてここにスペインが存在していたことが歴然と証明するが、なぜかスペイン料理屋とかフラメンコダンス教室とか殆ど無い。
その代わり、サンミゲル黄色い泡の出る液体のお供とばかりメキシコ料理店が出張っている。
昨夜9時頃、直ぐ近所のメキシコ料理店で遅い夕飯を食べた。
味もサービスもまあまあだったのだが。。。
事件が起きた。
会計を済ませ、アミーゴに乗り込み10m位走った頃、ティムが突然焦った。
あ~あの店にケータイ忘れて来た!!
日本で携帯置き忘れは望みがあるが、フィリピンでは即パタイ(人間の最後に訪れる儀式)。
正に絶望的な状況となる。
速攻で店に戻ったが、やはり後の祭り。
スタッフも店の客もALL
Wa ko kabalo 。。。
とりあえず消えた携帯宛に電話をかけてみたが”電源が入っていないか電波の届かないエリアにあります”という無情なメッセージが流れた。
充電したばかりで90%レベルでチャージされをていたらしいのでローバッテリーでパタイという線は無い。
誰かがゲットして即電源を切ったのだろうと小学生でも察しが付く。
そして運の悪い事にその店CCTVが付いていなかった。
失意というより大事な携帯盗んだ人間への憤怒の炎に包まれていた。
昨夜のティム明王はこんな感じで炎上していた。
しかしモトボサツは心の底から冷静にこうつぶやいた。
「ここはフィリピン地獄の三丁目。10秒でも携帯忘れて店を出た人間が100%悪かとです。」
盗む奴より盗まれる奴の方が悪い。
この国は世の中の真理をストレートに教えてくれる。
家に戻って気休めに携帯探索方法を探ってみた。
とりあえず簡単そうだったので試したのが、アンドロイドデバイスマネージャー。
携帯どこやったか分からなくなった時にフリーで探索できるツール。
藁をも掴む思いとはこのことか。
全ての情報が神に思えた。
【ステップ1】
友達とか知り合いのスマホに「アンドロイドデバイスマネージャー」を無料インストールする。
【ステップ2】
ログインページが出てくるのでゲストを選ぶ。
【ステップ3】
ログインすると機種名が出てくるが、過去に使った物もついでに出てくるので、探索中の機種名を選ぶ。
【ステップ4】
機種を選ぶと自動的に探索が始まる。
Just now in your hand 今あなたの手中になります。
そこまで良く分かったねアンタと褒めてあげたい。
Ringは5分間大音量で音を鳴らしてくれる。
Lockは操作できないようにしてくれる。
Eraseはパスワード等の大切な情報を悪用される前に消してくれる。
しかし
これは悪意の第三者に持って行かれた場合は望みが薄い。
電源切られていたら完全アウト。
プロは携帯ゲットした瞬時に電源オフするだろう。
結局昨日から何度も探索しているが、見つからない。
部屋のどこに置いたか分からない時、またはあくまで気休め程度に使うのが良いだろう。
大切な事は
テーブルに無雑作に置かない事。
そのためにはどうするかを心掛けたほうが良い。
本当の世の中は誰も助けてくれない。
留学、旅行等で渡比される方は事前にデータセーブまたはもしもの時のトラッキングインストールを是非お勧めしたい。
置き引き、スリ等でフィリピンで携帯をなくす日本人は枚挙に暇が無い。
悔しいが、いっそ寄付したと思った方がスッキリするカモ。