フィリピン旅行

【セブ島に飽きたら】カモテス島にて第三の青春~欧米爺vs日本爺

投稿日:2019年3月15日 更新日:

シニアの欧米人&若いフィリピーナのカップル

フィリピンのリゾートに行けばお約束のように、濃褐色の若いフィリピーナを連れた欧米人のシニア男性が目立つ。

英語ではそのことを「Rob the cradle」(孫ほど年の離れた若い女性と爺さんが結婚すること)揶揄しているが、フィリピンとはこうやって世界一手軽に色気が買える国なのだ。

本気か遊びかはさておき、日本のシニア男性に比べ欧米のシニア男性の方が圧倒的に女性とのイチャつき方が上手い。

日本ではイチャつく事は道徳上許されないことなので、公衆の中で堂々と異性と密着することは日本人にとってハードルが高い。

例えば、セブのレストラン等で見かける日本のシニアと若いフィリピーナの組み合わせの場合、二人の間にほぼ会話はなく、男性は黙って遠くを見ており、フィリピーナは下を向いて黙々と携帯をいじっている。

言葉の壁が云々というよりも、日本人のマインドを持っている限りなかなかその壁を越えて上手にイチャつける人は少ないのだ。

欧米のシニアも日本のシニアも割り切った利害関係という共通項はあるはずだが、同じコストをかけても欧米のシニアの方が楽しみ方に関しては一枚上手だ。

団塊世代にとっての女性の在り方

団塊の世代を含めた昔の日本男児にレディーファーストという概念はない。

大和撫子の必須条件の中には女は男をたてるということがある。

例えば会社を含めた組織の中では、女性の仕事は基本的に「お茶くみ」という考えがベースで、25歳位までに適当に結婚して寿退社してもらって次の若い新入社員を待つという短期雇用型のエンターテイナーなのだ。

特に私のようなコテコテの九州男児は男尊女卑的なマインドの中で生きてきたので、今更フィリピンに来たからと言って急に若いフィリピーナにヘラヘラとするのが難しい。

昭和の日本の感覚では女性は男性が男性を喜ばせるべきもので耐える女の姿こそが美しいとさえされた時代だった。

欧米は女の機嫌を伺う男芸者気質

欧米は逆に男は女を喜ばせる使命を担っているように思える。

レディーファーストという言葉の中に含まれる一種のマナーだ。

女性を同等に扱うことをレディーファーストと呼んでいるようだが、フィリピンに蔓延る欧米人を観察していると女性を女性という生き物として扱っているように見える。

分かりやすく言えばペットと戯れる感覚に近い。

だから欧米の男性は終始女性という動物の機嫌をとることを怠らない男芸者になれるのだ。

水平線を背景に爺さんが猿姫の脚をマッサージしているカモテス島のサンチャゴビーチのリゾートホテルでみた白黒ショー。

年の頃はそうさのぉ、男性は95歳、女性は21歳位だろうか。

ここで両者の利害は完全一致しているのだが、欧米爺さんは最高に第三の青春を謳歌している。

エロ爺のDNAは先祖代々受け継がれてきたイチャつきかたを知っている。

カネで買えないものはないフィリピン

基本的にケチな男は国籍関係なくモテない。

年齢に関係なく、受取上手なカトリック教徒はオカニは神様の物だと思っている。

しかし、投資するだけさせられて楽しくなければ全く意味がない。

最大限に第三の青春を謳歌するにはやはり日本男児としての受身姿勢をブレイクスルーしなければならないだろう。

日本の経済成長と共に歳を重ねてきた団塊世代の日本人にとって、女性は男性を楽しませるものという固定概念はなかなか覆せないかもしれないが、フィリピンでは欧米人を見習ってペットと戯れるような感覚でプレイすることをお勧めしたい!

その5へ続く

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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