コロナ帰国後の生活

【同調圧力】無職は「日本国憲法違反」なのか?働かざる者住むべからず

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2013年~2016年 モトボサツ勝手にブログセブ島編 カテゴリー別

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【シーズン1】モトボサツ勝手にブログセブ島編|カテゴリー別記事

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日本に住む日本人が口を揃えて言う「生き辛い」とは?

 

まえがき

動画レポート

 

私がフィリピンに住んでいた頃から、日本に住む日本人は日本の将来性の無さや先細り感を嘆きボヤいていた。

そういう日本人のネガティブ事情を見聞きするたびに、もしあの時フィリピンと縁がなく、そのまま日本に住み続けていたら、ストレスに弱い自分はとっくに癌を患ったり、仕事のストレスが溜まって自らこの世とオサラバしていた可能性すら感じていた。

だから、4度もデング熱でもがき苦しみ、理不尽を絵に描いたようなフィリピンの社会環境でも、あのギスギスした日本特有の同調的ストレスを避け生き延びれた気がしている。

2月10日に上陸し1カ月経過した。

14日間の自主規制があったので実質3週間だが、時間があるたびに福岡の街へ出て客観的に日本を眺め記事を書き続けている。

そこで見聞きする日本のネガティブさの表現として「生き辛さ」という物が挙げられる。

 

「ボサツさん、今日本は生き辛いよ~」

 

そう警告してくる人がわりと多いが、街はゴミ一つ落ちておらず、夜間も武装せずに安心して外を歩け、野良犬もいない。

フィリピンの公務員は北斗の拳のハート様だらけだが、日本だと表向き公僕とばかりにメチャクチャ親切。

雨が降りコンビニで折り畳み傘を買えば頼んでもいないのに「よろしければカバーお取りしましょうか?」と言ってくれるVIP対応。

外国人観光客から「日本はコンビニから5スターホテルまで同じサービスが受けれる不思議な国だ」と言われる所以だ。

 

極めつけは国民健康保険の大恩恵。

3割負担で「スポーツ整形外科」、「皮膚科」、「デンタル」と一気に3か所周り、フィリピンで負傷した箇所を格安でリペアしている最中。

セブで痛めた肩のチェックアップを受けに行った外科では診察の後、若い女性理学療法士による念入りなリハビリを受けた。

この衝撃ぜひ別記事でアップしたいと思っている。

支払った料金以上のサービスが戻ってくる日本。

裏を返せばサービス提供している側は提供した労力以下の賃金を受け取っているという事だと言えよう。

 

働かない日本人は日本国憲法違反?!

 

先日、U-Nextで高倉健主演の「鉄道員ぽっぽや」を観た。

 

 

私にとって父と娘のストーリーはいつも心の琴線に触れ、まるで蛇口が壊れた水道のように涙が止まらず脱水症状に見舞われた。

北海道の国鉄で働く男は娘が病気で亡くなった時も働き、最愛の妻の時も黙々と働いていたというストーリー。

日本だと仕事優先の美談なのかもしれないが、フィリピンだと意味不明。

フィリピンの一般的ドクターは容態が急変した患者がいても日曜日はファミリーデーという免罪符が与えられ患者は二の次という現場を何度も見た。

そこまで行くと職業倫理的な疑問も浮かぶが、つまり、フィリピンにおいて家族と過ごす時間が最も大切で仕事の優先度は低い。

一方、日本は「働いていない」人は犯罪者の一歩手前として扱われる。

 

日本国憲法第27条

すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。

世間も知らない大学生の頃だったころ、この件に関する論文を書き、川添ゼミで論議した事を思い出した。

何十年経っても無職は悪であるという社会通念は全く変わっていない。

フィリピンでは働かない男達が朝からアヤラのBo's Coffeeにたむろし、モール内を歩く若い女性の尻を風景の一部として物色していた。

元カノTの弟の奥さんにこんな質問をした事がある。

 

モトボサツ
旦那働いてないけど大丈夫?子供2人いるしさ

「あの人働くの嫌いダカラ」

彼女はあっけらかんと笑顔でそう言い放った。

 

働かざる者住むべからず

現在私はエアビ―で予約した短期滞在者向けの物件に滞在しているが、近いうちに家族で住める広さの物件に移動しなければならない。

順番としてまず日本語支援の先生とクラスのある小学校を選択。

その学校まで徒歩数分圏内の手頃な物件を見つけた。

管理会社へ連絡し、早速レンタルの希望を伝えた所やはりひっかかったのが私の就労状況。

 

「働いていないと貸してくれないんですよ」

 

保証人は長崎でシャッチョサンさんをしている弟が快く引き受けてくれたのだが、それでもダメだという。

 

「ちょっと古い大家さんなんですよ・・・」

 

つまり、お爺さん大家なのだ。

 

モトボサツ
家賃1年分先に払ってもダメですかね?

 

管理会社の人が再度聞いてくれたが、頑なに「働いていない人はダメ」だと言ってるらしい。

つまり、家賃の支払い能力ではなく、日本人のくせに働いていないなんて怪しからんという倫理観の問題のようだ。

管理会社の人は審査が緩い物件もあると他を進めてくれようとしたが、趣味と実益を兼ね頑固爺系の大家さんをなんとか攻略する方法を考えたい。

 

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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