コロナ帰国後の生活 日本vsフィリピン

コロナ帰国者による|日本人が知らない「日本の凄さ」ベスト10

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2013年~2016年 モトボサツ勝手にブログセブ島編 カテゴリー別

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【シーズン1】モトボサツ勝手にブログセブ島編|カテゴリー別記事

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日本人がもっと意識すべき日本の凄さ

日本へコロナ帰国し、早いものでアッと言う間に2カ月以上が経過した。

感覚的には日本とフィリピンの両国を一歩引いた感覚で眺めることが出来る。

ぜひこのタイミングで私が日本帰国後に感じた素晴らしい点をまとめておきたいと思う。

しかし、一般の日本人にとっては全てが常識の範囲内であり、日本の日常生活の一つ一つがどれだけ凄いことなのか、参考にして頂けたら幸いである。

 

その1 水道水がそのまま飲める

まず一発目に来る日本の感動は水道水が飲めるということ!

日本は水道水が飲める希少な国であることは知られているが、水道水が飲めない不衛生なフィリピンで生活していた私にとっては夢のような状況。

もちろん水道代は無料ではないが、わざわざ買う手間も要らず、飲みたい時に蛇口をひねれば飲料水が出てくるというのは素晴らしい。

水道水が飲めるという事は子供の頃に蛇口からジュースが出て来たらどんなに素敵だろうと妄想していた事となんだか似ている。

ちなみにそういう私も昔はコンビニ等でミネラルウォーターをわざわざ大量に買い込み飲んでいたが、今では水道水を有難く頂いている。

 

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その2 空気がうまい

一般的に日本人が思い描くセブ島は青い空の下、白い砂浜のビーチが広がりエメラルドグリーンの海を満喫できるこの世の楽園。

自然の恵みを最大限に満喫できる天国に一番近いセブ島。

しかし、それは完全に旅行パンフレットが作っている幻想の世界である。

実際には「すみません、ビーチってどこですか?」とうろたえる観光客を数えきれないほど目撃した。

南国の素晴らしい自然のイメージは音を立てて崩れ、そこにあるのは混沌としてダウニー臭いザ・フィリピン。

ゴキブリやネズミが走り回る不衛生な環境で日本が廃棄したディーゼルエンジンを積んだトラックが黒煙をまき散らしながら走り回っている。

肺が弱い人は即アウト。

そして、鼻毛の伸びるスピード感に驚き、それがセブ島留学生ブログの人気キーワードとなっていた。

 

その3 歩行者が大事にされる

フィリピンで最も弱いのは歩行者。

生態系のヒエラルキーが日本とは真逆の世界。

高級四駆>セダン系自動車>バイク>歩行者という序列となっており、歩行者は負け組なのだ。

だからフィリピン人はたった50mを移動する際にもわざわざ乗り物に乗りたがるのだ。

また歩行者に人権を与えないフィリピンでは歩道の整備は超いい加減で、途中で歩道が消えているケースも多々ある。

横断歩道はただの飾りで、歩行者はバンバン走る車の間をゲームのようにすり抜けながら渡る。

一体何のために横断歩道があるのか考えないのがフィリピンのフィリピンたる所以だ。

 

ちなみに、以前バイクに跳ねられた歩行者が謝るという物凄い光景を記事にしたことがある。

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その4 野良犬がいない

フィリピンで犬に噛まれた日本人が帰国後に狂犬病を発病して亡くなった事件は有名だ。

狂犬病を持ったその辺にうろうろと歩いているのがフィリピンのヤバさ。

しかし、危ないのは野良犬ではなく、中途半端に飼われている放し飼い犬。

つまり、狂犬病は人災だ。

本当の野良犬は痩せて人を威嚇したり襲う気力も体力もない。

残念なことにセブのうちの前の家は自治会の役員をしているくせに犬を5匹以上放し飼いしている。

一度襲われかけた事があり、あの日から安心して早朝ジョギングが出来なくなってしまったのだ。

日本に戻ったらぜひ早朝ジョギングを再開したいと心から願っていた。

一般の日本人からすると、何の心配もなくジョギングが出来るという事だが、それがどんなに凄いことなのかぜひ知って欲しいと思う。

 

その5 医療費が安い

フィリピン最大のリスクは医療レベルの低さ。

これまで数えきれないほどブログ記事にして来た。

モラルを含めた医療レベルは世界底辺だが、皮肉にも医療費はびっくりする程高い。

その理由は医療費が実費であることと日本人価格の存在。

日本に住んでいると3割負担の医療費が定価だと思い込んでしまい、海外の医療機関で治療を受けるとその本当の価格にビックリしてしまう。

そして、定価の無い国フィリピンでは何でもある所からガッポリ取るのが鉄則。

日本人と結婚しているフィリピーナの出産に帝王切開率が多いのが分かりやすい。

それは通常分娩の2倍の請求が出来るという恐ろしい理由。

日本の健康保険料がやたらと高いという人もいるが、一度保険のない世界で一定年数生活してみると考え方が変わるだろう。

そもそも保険とは日々の安心を得ることに真の意義があり、使わないと損だと思う人はとても残念な価値観の中で生きていると思う。

だから私が単身日本へ帰国した際の大きな楽しみは、早く健康保険証を手に入れ、3割負担で日本の医療を受けることだった。

 

その6 お役所がスムーズ

フィリピン生活の脅威といえば医療だが、それと並ぶほどのリスクとしてお役所仕事のレベルの低さがある。

横暴、傲慢、独裁、無責任、殿様商売、放漫、独善的、虚偽、威圧とフィリピンのネガティブを集中的に具現化する公務員ワールド。

遅くていい加減。

日本だと1時間で発行される書類でも半年から1年かかる。

しかも内容が派手に間違っている。

発展途上国らしく、フィリピンにおいて公務員は名誉職であり、働いているフリをするのが仕事なのだ。

セブのキャピトル付近にある3流ホテルのオーナーの娘がこう言っていた。

「私はこれからシンガポールのイミグレーションオフィサーになるのよ!」

つまり、出入国管理で無力な外国人をいちびって偉そうに出来ることが名誉の証だという発想なのだ。

フィリピンで公務員といえば、江戸時代ではお代官様に相当する巨大な権限を持っており、気持ち次第で平民の運命が決まる。

とくに外国人に接触するイミグレーションは悪党の巣と化し、なぞの特急サービス料を創設し強引に徴収する。

私はフィリピンを出る際に、ビザの変更で9万円かかり、大変な思いをして日本へ脱出してきた。

そういうと20万かかったいう人も出てきて上には上がいるものだと痛感。

公務員パワハラワールドから抜け出し日本へ入国した途、同じ職種である日本の入管職員の対応が神様のように優しく感じた。

パスポートのスタンプを貰い忘れ夜間に突然訪問した際も、全く面倒臭がらず事務所まで小走りに行って、小走りに戻って来た。

フィリピンだと昼間の業務も露骨に面倒臭がる。

日本の公務員の業務はお役所仕事と呼ばれネガティブワード扱いされているが、フィリピンの理不尽な公務員に関わると、そりゃもう神様に思えてしまう。

 

その7 礼儀正しい

福岡市で初めてバスに乗った際、小学生が運転手へ「ありがとうございました」とお辞儀をして降りた。

私の感動メーターは一気に跳ね上がった。

当たり前?

いやいや、これはフィリピンはおろか、他の国の人が見ても脅威的なはず。

日常生活でそういう礼儀正しさが繰り返される日本とは凄い国だと思った。

ただ、それがそんなに凄い事だと伝えれる大人が少ないのが残念。

 

その8 小学生が単独で通学する

フィリピンでは小学生の通学は基本的に親が送り迎えをする。

うちもティムが車で送り迎えをしていたが、子供だけでの通学は危険すぎる。

大人であった三井物産の若王子支店長でさえ誘拐される国だ。

オカニ(お金)もった子供の通う私立小学校の子供なんかすぐに身代金のターゲット。

また臓器売買のドナーとしても子供は人気の国だ。

しかし、日本は子供だけで通学が出来るなんで凄い国だと関心している。

 

その9 家にポストがある

フィリピンの闇シリーズの上位に来るのが郵便局の不能さ。

だからフィリピンの建物にはポストがない。

他の国では数日で届く国際配送EMSでも私の住んでいたセブ島では2か月かかるというのはザラだ。

日本の郵便局は神だ。

対応も素晴らしいし、追跡システムで今配送品がどこでどうなっているかリアルタイムで分る徹底ぶり。

しかし、宅配便の会社があるのに郵便局は必要なのかと素朴な疑問を持っている。

 

その10 ファーストフードが本当に早い

フィリピンではファーストフードの雄ジョリビーでもとにかく遅い。

支払い後に10分以上待たされることが多いのだが、日本では支払った直後にポンと出てくるイメージだ。

先日、行ったマクドでは受取りカウンターで支払いとほぼ同時に提供を受けた。

 

 

まとめ

さて、ここまで日本の素晴らしさと引き換えにフィリピン恥部を思う存分叩いてみたが、何もフィリピンが憎いわけではない。

私はあの時、フィリピンへ移住し、フィリピンだったからこの歳まで生きれたという思いで生きている。

今日本でタンバイ(無職)ながら平然と楽しそうに生きていけるのも、フィリピンで身に着けたサバイバルマインドのお陰である。

そして、日本人と接することで初めて分かるフィリピン人の良さという点も具体的に感じている最中だ。

次回はそのあたりについて少し深堀していきたい。

 

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モトボサツ

2年のセブ島ジャングル生活を経てビサヤ語を習得。その後タガログ語も同時に習得し、最後は英語という逆ばりメソッド。現在生命保険、医療保険コンサルおよびビジネス通訳を兼ねる。元セブの大学にて3年間ストリート系日本語教師の経験あり。

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